【入居者インタビュー】「ラーメンを作ろう。」その一言から始まった趣味が、今では50人以上が集まる人気イベントになるまでを取材してみた!
ソーシャルアパートメントは、従来型のお部屋に加えてラウンジなど充実したパブリックスペースが併設された交流型賃貸マンション。プライベートを保ちながら住人とのコミュニティを楽しめる、”世界が広がる”新しい居住スタイルです。
中でもアイランドキッチンは、多くの入居者が日常的に利用する場所の一つ。料理中に雑談したり、できあがった料理を一緒に囲んだりと、自然な交流が生まれています。
今回ご紹介するのは、JR高槻駅から徒歩6分ターミナルズ高槻で定期的に開催されている「ラーメン会」についてです。
「ラーメンが食べたいから、自分たちで作ってみよう!」
そんな何気ない思いつきから始まった一杯が、今では50人以上が集まる人気イベントへと成長しました。
関西営業部の福嶋が現地を訪れ、ラーメン会の誕生や続ける理由、ソーシャルアパートメントだからこそ生まれたイベントの魅力について、主催メンバーの3人にお話を伺いました。
ラーメン会を支える3人の主催者
たきさん、ジョージさん、みさきさん、今日はお時間ありがとうございます。
まずは簡単に自己紹介とラーメン会での担当をお願いします!
たきさん|料理担当
たきさん:ターミナルズ高槻には約2年間住んでいます。
高校と大学では栄養関係の学校に通い、和食をはじめとした料理全般を学びました。現在は別の仕事をしていますが、将来的には調理関係の仕事に就くことも考えています。休日には共用キッチンで、本格的な天ぷら(松傘揚げ)を作ったり、魚を丸ごと一匹捌いて入居者に刺身を振る舞ったりすることもありましたね。
ラーメン会での役割は料理担当です。ジョージと一緒にどこでお肉や魚を仕入れるか等、食材からこだわってます。ほかのメンバーが試食をして「めっちゃおいしい」と言ってくれても、自分が納得できない味では完成じゃなくて。「まだあかん!」そう言いながら、夜中まで試作や微調整を続けてしまいます(笑)。
ジョージさん|企画・食材調達担当
ジョージさん:ターミナルズ高槻には約2年間住んでいます。
もともとは仕事の都合で入居しました。退職した際に実家へ戻ることも考えましたが、ここでの暮らしが楽しすぎたので、そのまま住み続けることにしました。休日は写真を撮ったり、ウクレレとギターを最近始めたり、イラストを描いたりしています。ラウンジやキッチンで過ごすことが多いですね。
ラーメン会では企画と食材調達を担当しています。最初は自分が作っていましたが、規模が大きくなってからは、たきに料理担当を任せて、私はメニューのアイデアを出したり、当日のメニュー表のイラストを作成したりと企画周りを担当しています。
みさきさん|集客・デザイン担当
みさきさん:ターミナルズ高槻には4年半ほど住んでいます。
現在は若者福祉とグラフィックデザイン、2つの仕事を掛け持ちしています。長く住んでいるので、他物件の入居者とも積極的に交流しながら、これまで沢山の人とつながりを広げてきました。元入居者とも連絡を取っているのでたまにラウンジに呼んでご飯を食べたりすることもあります。
ラーメン会では集客を担当しています。ターミナルズ高槻の入居者だけでなく、他物件の入居者や友人にも声をかけ、「友達が友達を呼ぶ」という流れを作ってきました。現在では約50人が集まるイベントへ成長し、グラフィックデザインの経験を生かして、告知用チラシの制作も担当しています。
ラーメン会が始まったきっかけ
すべての始まりは、ジョージさんが大学時代の地域おこしサークルでラーメンのプロジェクトに関わった経験から、「自分でラーメンを作りたい」と思ったことが全ての始まりです。
ジョージさん:ラウンジにいる時にふとラーメン作りたいな。と思い立って、数日後に作ったんですよ。その時は本当に数杯だけ作って、みさきちゃんやたきにも食べてもらって。その時は正直お皿洗い要員で誘いましたけどね!
その時作った鴨ラーメンがこちら!
記事を描いている途中ですがお腹が空いてきました(笑)。
そしてラーメンを食べ終わってお皿洗いしている時に、
たきさん:「今度、一緒にラーメンを作ろうぜ。」
ジョージさん:「ほな、やろか!次は何ラーメンにする?」
と声をかけたことで二人は意気投合。そこに「おいしいラーメンを食べたいから、自分にできることをやりたい。」と、みさきさんも参加しました。
ジョージさんの企画力、たきさんの料理の腕、みさきさんの集客力。それぞれが自分にできることを持ち寄り、現在のチームが生まれたのですね。
ジョージさんは、みさきさんについて、
「みさきちゃんがおらんかったら、ラーメンじゃなくて別の料理を作っていたと思う。」
「続けさせてくれる人がいることが大きい。」と話します。
みさきさんの行動力と集客力があったからこそ、一度きりで終わらず、多くの人が集まるイベントへと成長したのです。
数人から50人へ。回を重ねるごとに本格化
過去のラーメン会を少し遡ってみましょう!
第1回あさりラーメン:約15人が参加。
第2回つけ麺(煮干し・豚骨):約20人が参加。
本格的なスープを作るため、スーパーを何軒も回って骨付き肉を買い集め、4〜5時間かけて煮込むなど、仕込みも徐々に本格化していきました。
第3回鴨ラーメン:約30人が参加。
「全粒粉の麺を使いたい」という理由から、大学時代にハマっていたラーメン屋に麺を卸しているこだわりの製麺所から、通販で麺をわざわざ取り寄せたそうです。
第4回鯛ラーメン:約40人が参加。
――50名が参加って凄い数だと思いますが、どのように集客したのですか?
みさきさん:最初はターミナルズ高槻の入居者だけに声をかけていましたが、口コミで「食べてみたい!」という声が少しずつ増えていきました。そこで他物件の入居者にも声をかけるようになると、つけ麺や鴨ラーメン会をした頃から参加者が一気に増えて、参加者が各物件で口コミを広げてくれたことが大きいと思います。
私も各物件にイベント招待LINEをするなど、たきのラーメンを食べてほしくて頑張りました!今ではソーシャルアパートメントの入居者だけでなく、その友人も参加する人気イベントになっています。
当日の様子
私福嶋も参加してきましたので、当日の様子を少し細かくご紹介します!
18時になると、自然と入居者さんがキッチンへ集まり始めます。
「受付できる人おる~?」「やるよ!」
「お品書き書こうか!」「字めっちゃ綺麗やな、さすが!」
「卵用意する?」...
お品書きを書く人、受付を準備する人、たきさんの調理を手伝う人など、それぞれが自分にできることを見つけて準備を進めていきます。
お品書きは、以前書道を習っていた入居者さんが担当。そこへジョージさんがイラストを加え、オリジナルのお品書きが完成しました。使用するラー油もたきさんが自作し、一度目の試作で香りに納得できなかったため、ニンニクの量などを調整して作り直したそうです。トッピングはセルフサービス!
さまざまな経験やスキルを持つ人が協力し、一つのイベントを作り上げていく様子は、ソーシャルアパートメントならではの光景だなと改めて感じました!
19時 油そばの提供スタート
受付を済ませた参加者が次々とラウンジへ入ってきます。
ターミナルズ高槻の入居者だけでなく、関西の他のソーシャルアパートメントから参加した方や、入居者の友人の姿もあり、会場は一気ににぎやかな雰囲気に包まれました。
特に印象的だったのは、みさきさんの「替え玉いる人~?」の声掛けに、
「はい!!ほしいほしい!」と凄い勢いだったことです!
ラーメンを食べ終わった後もラウンジでは会話が続き、
「ラーメンいつも美味しくて楽しみにしてるんよ!」
「新しい人とも交流できて楽しかった!」
「次のラーメン会は何作るんやろう!」
と次回の開催を待っている皆さん。
私も初めてたきさんの作った油そばを食べさせていただきましたが、麺がモッチモチで手作りのチャーシューと背脂、卵、特性ラー油をかき混ぜて食べると格別の美味しさでした!
共用スペースがあるだけで交流が生まれるのではなく、そこで暮らす人の「やってみたい」という思いと、それを一緒に楽しむ仲間がいることで、新しいつながりが広がっていく。
数人で始まったラーメン作りは、回を重ねるたびに参加者を増やし、ラウンジの収容人数に迫るほどの人気イベントへと成長しました。
イベントを続ける中で大変だったこと
――これまでのラーメン会で、大変だったことを教えてください。
みさきさん:イベントの規模が大きくなるにつれて、参加者管理が大変になってきました。第5回目の油そばの時は、各物件から参加希望が想像以上に来たから、材料の量とか、ラウンジのキャパとか考えて急いで40食限定に変更したよね!でも毎回みんなお手伝いしてくれるから本当に助かってる。
ジョージさん:そういえば、鴨ラーメンの時には、調理中の失敗で用意していた鴨肉が使えなくなって、急遽、肉屋へ追加の食材を買いに走ったこともあったよね!
イベント直前での出来事だったから、みんなを待たせてしまったり、予定していた値段よりも高くなってしまったから、参加者が予定通り来てくれるかかなり焦った。
別の会ではコスト下げる為に、配達だったら高くなるからって、みさきちゃんがバイクで卸売場まで行って受け取りに行ってくれた事もあったな。
たきさん:中でも大変なのは、自分の中にある「理想の味」へ近づける事ですかね。本格的なラーメンを作るには長時間の仕込みが必要になるから、そこが大変だったかも。つけ麺の会は大きな骨付き肉を色んなスーパー回って買い集めて、4〜5時間かけて煮込んだな。あとは40食~50食作るとなると、ラウンジにある鍋だけじゃ追いつかないから、流石に寸胴鍋を買いました!本当はこれをもう1台ほしいくらいだけど。
次に開催する時に買い足そうかな。
苦労を上回る、参加者からの「おいしい」
――最後に、ラーメン会を続ける中で、やっていて良かったと思う瞬間はありますか?
みさきさん・ジョージさん:一生懸命作ったラーメンを食べてもらい、「おいしい」と言ってもらえることが一番うれしいです。参加者が食べるだけでなく、準備や受付、片付けまで自然と手伝ってくれることにも、この暮らしならではの一体感を感じています。
「次回も手伝うよ」と声をかけてもらえることも、うれしいですね。
たきさん:自分が作った料理を、たくさんの人に振る舞えること自体が大きな楽しみです。仕込みや味の調整など大変なこともありますが、参加者の笑顔や「おいしい」という言葉が、次のラーメンを作るモチベーションになっています。
――みんなに愛される「ラーメン会」の裏側や、そこに込められた想いをお聞きでき、とても素敵なお話をありがとうございました。これからも、こだわりの詰まったラーメン会が続いていくことを、私も楽しみにしています!
趣味から始まったラーメン会、次は地域のお祭りへ
なんと現在、3人は高槻市の地域のお祭りとして開催される「高槻まつり」への屋台出店に向けて準備を進めています!
提供するメニューは、ラーメン会でも好評だった油そばです!是非この機会に高槻メンバーが心を込めて作る油そばをご賞味ください!
イベントURL:https://www.takatsuki-matsuri.org/
今回はターミナルズ高槻で定期開催されているラーメン会を主催する3名の想いと、ラーメン会の様子、今後の活動について紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
「ラーメンが食べたい」という思いから始まった趣味が、物件内で50人以上を集めるイベントになり、ついには地域のお祭りへ出店するまでに成長しました。
さらに、10月には豚骨ラーメン、12月にはクリスマスカラーをイメージしたトマトクリームラーメンも企画しているとのこと。
一人の「好き」をきっかけに人が集まり、仲間が増え、新しい挑戦へとつながっていく。それこそが、この暮らしならではの魅力の一つなのだと、今回の取材を通して改めて感じました。
趣味がある人は、一緒に楽しめる仲間が見つかる。
「これから何か新しいことを始めたい」という人も、誰かの趣味に誘われるうちに、思わぬ楽しみが見つかるかもしれません。
ソーシャルアパートメントには、年齢も職業も趣味もさまざまな人が暮らしています。あなたの「やってみたい」が、ここでは誰かとの新しいつながりにつながるかもしれません。
是非関西ソーシャルアパートメントで新しい生活を始めてみませんか?
(取材・文:福嶋 撮影:福嶋・入居者さん提供)