ソーシャルアパートメントは僕にとって”家”。訪問看護への転職で選んだ麻布十番、この家で手にしたマイペースな暮らし
多様な仕事や趣味、考え方を持った人が住むソーシャルアパートメント。この家には入居者の数の分だけ、それぞれの暮らし方があります。
今回、お話をお聞きするのは、「ソーシャルアパートメント麻布十番」に入居して半年を迎える”かずき”さん。
半年前、港区の訪問看護の病院への転職をきっかけに、ソーシャルアパートメント麻布十番に入居しました。
インタビュー中、終始リラックスしていて、その場にいる住人とも気さくに話していたかずきさん。「ソーシャルアパートメントは僕にとって”家”」という本人の言葉通り、ここでの暮らしが心から気に入っているように感じました。
そんなかずきさんの、ソーシャルアパートメントでの暮らしぶりをお聞きしました。
ごはんを作って、みんなと食べて飲んで喋る。そんな毎日。
──ソーシャルアパートメントに住もうと思ったきっかけを教えてください。
看護師として、多摩の病院で働いていたのですが、港区にある訪問看護の病院に転職をしたんです。訪問看護で夜間のオンコールもあり、港区に住む必要がありました。
港区で物件を探していたら、ソーシャルアパートメント麻布十番を見つけたんです。住んでから半年くらいになります。
──ソーシャルアパートメントを選んだのはなぜですか?
こっちの方に友達がいなかったから、友達を作りたいなと思って。栃木から上京してからずっと多摩の方に住んでたので、友達はみんな西東京の方だったんです。
──人と共同生活を送ることに抵抗はなかったですか?
特に抵抗はなかったですね。でも人見知りなので、最初の3週間は1階に一度も降りて来れませんでした。3週間、部屋に潜伏して仕事と麻布十番という街に慣れてきてから、ラウンジに降りるようになりました。
──ソーシャルアパートメントでは、普段どんなふうに過ごしていますか?
僕は家が好きなので、毎日のようにラウンジで過ごしています。仕事が終わってご飯を作って食べていると、みんな帰ってくるから、そこから飲み始めて喋っています。夜がふけてくると部屋に戻って寝る。そんな毎日です。
キッチンがしっかりしているから、料理もしやすくて。一人暮らしだと作ったことのないような料理も、みんなから教えてもらって作るようになったりして、レパートリーが増えました。
料理を作るとみんな食べてくれるんですよ。僕が料理を作っていると、自然とみんなが食べに集まってきます(笑)。
あと、仕事で家の周辺をぐるぐる回っているので、ちょっと時間が空いたときにすぐに家に戻れるのが良いですね。家には大体リモートワークの人が何人かいるから、ちょっとお茶したり、ご飯食べたり、談笑したりしています。
「ここ行かない?」で、ふらっと出かけるのが好き。
──外に遊びに行くことはありますか?
近くにごはんを食べに行ったり、飲みに行ったりはします。でも計画立てて、「ここに行こう」「これをしよう」っていうのはあんまりないんです。
その場に集まった暇してるメンバーで、「ここ行かない?」って自然にふらっと遊びに行くことが多いです。
──麻生十番の物件は最大27人で他物件と比べて小規模だから、その場で集まって遊びに行く文化ができているのかもしれませんね。
たしかに、それはあるかもしれません。あ、でも、麻布十番のお店を回る会みたいなのはありますよ。ひとりだと行かないようなお店にも行きました。回らないお寿司とか、おしゃれなバーとか。
麻布十番って意外と庶民的なお店もあって、みんな行きつけの居酒屋とか、ラーメン屋とかもよく行ったりします。
あとは、他物件との交流会は何回かありました。そういうのに行くと、やっぱり物件ごとに雰囲気が違っていて面白なって思います。
──ソーシャルアパートメントに住んで、何か変化したことはありますか?
仕事面での考え方は変わってきました。
港区という場所柄だからか、バリバリ働いている人が多いし、すごいなと思う人も多いんです。そういう人達と話していると、自分ももっとキャリアアップを考えてみようかな、と思うようになったんです。
僕はずっと看護師で周りの友達も看護師しかいなかったから、それまで上を目指そうなんて考えてこなかった。
そこに変化があったのは、ソーシャルアパートメントに住んだからこそだなと思います。
この暮らしが好きだから、外にいても「すぐ帰ってきたい」と思う。
──改めて、かずきさんにとって、ソーシャルアパートメントってどんな場所ですか?
落ち着く場所です*本当に”家”だと思っています。だから、外に出ていてもいつも「すぐ帰ってきたい」って思うんですよ。
ふらっと出かけたいときに、ふらっと誘える人が一緒に住んでいる、っていうこの生活がすごく好きなんです。
──ソーシャルアパートメントに入居を考えている人に、おすすめできるポイントがあればお願いします。
ソーシャルアパートメントは、交流したいときと、部屋でのんびりしたいときを選べる場所。
マイペースに肩肘張らず暮らすことができるのが、ここの良いところだと思います。そういう暮らしを求めている人におすすめできる場所です。
(取材・執筆・撮影:イノウエツバサ)