ネイバーズ鷺沼OBOGインタビュー|やっちゃん編「あの頃の自分に伝えたいこと」
ソーシャルアパートメントでの出会い、変化、成長を語る入居者インタビュー「Neighbors Stories」シリーズ。今回はネイバーズ鷺沼に約2年間住んでいた、やっちゃんさん、しげとさんのお二人にインタビューをしました。
オープニングメンバーとして濃密な時間を過ごしたお二人は、インタビュー当日、図らずも似たような柄の服装で来てしまうほどの仲良し。そんな先輩お二人に、入居中のことを振り返ってもらいました。
入居していた時の自分に伝えたいこととは?一番感情が揺さぶられたときは?お二人の人生にソーシャルアパートメントが与えた影響とはなんでしょうか。
今だから語れるお二人の経験談を2本立てでお送りします。今回はやっちゃんさん編。入居のきっかけは内覧会で出会った面白いお友達だそうで・・・?
ーやっちゃんさん、しげとさん、今日はお時間ありがとうございます!まずは簡単に自己紹介からお願いします。
やっちゃん:
ネイバーズ鷺沼に2年住んでいました。皆からはやっちゃんと呼ばれていて、今は訪問看護の仕事をしています。
出身は鹿児島で、趣味はバレーボールと温泉やサウナに行くことです!今日も実はインタビューの前に、宮前平にある湯けむりの庄に行ってきました!
しげと:
兵庫県の神戸市出身のしげとです。僕も同じく、ネイバーズ鷺沼には2年ほど住んでいました。仕事はIT企業に勤めています。
趣味は、スノボやキャンプなどのアウトドアアクティビティ、バイクに乗ることやドラム演奏も好きです。あとはパーティーや大型旅行の企画も不定期にやっています。
ーお互いの性格を一言で表すとしたら?
しげと:
やっちゃんを一言で表すと「陽気な人」かな?明るくて、ユーモアで皆をいつも笑わせてくれるよね。
やっちゃん:
しげとは、「パッションのある企画人」かな。ネイバーズ鷺沼に住んでいた頃は、少人数から大人数のイベントや旅行を率先して企画してくれたよね。催し物のリーダーとして皆を引っ張ってくれていたな。
しげと:
やっちゃんが、やりたいことのアイデアを出して、僕が企画を詰めるのが役割だったね。
やっちゃん:
そうだね。わたしが”0→1”で、しげとが”1→10”で色々やってくれてたのを思い出したよ。
ーやっちゃんさんは何がきっかけでソーシャルアパートメントに住むことになったのでしょうか?
やっちゃん:
わたしは転職を機に物件を探していて、新しい勤務先に近い場所にニューオープンの物件があると知って内覧会に申込みました。
その内覧会で、面白いギャルと出会ったんですよ(笑)。その日に入居を決めるつもりはなかったんですが、そのギャルが入居を決めたと聞いて、「こんなおもろい子と住めるなら私も住もうかな」と、決めました。
やっちゃんさんと内覧会で出会われたご友人
しげと:
そのタイミングで出会ってたんだ(笑)。知らなかったな。
ー内覧会で出会われたご友人はどのような方ですか?
やっちゃん:
根っからのポジティブ人間で、物怖じせずに誰にでも話しかけられるし、周りを明るくする子です。決断力と切り替えも早く、潔さも彼女の魅力ですね。今でも定期的に会うほど仲良しです!
キッチンカウンターの常連たち
ーオープニングメンバーとして、コミュニティに馴染むために心がけていたことはありましたか?
やっちゃん:
とりあえず誰にでも声をかけていました。無差別に話しかけていたので、たまに間違って物件の点検に来た業者さんに声をかけることもありました(笑)。
入居前は緊張される人も多いと聞きますが、私は内覧会ですでに一人友達ができていたので、全然緊張していなかったんですよね。
入居初日にラウンジへ行くと、その友人がいて、早くもその友人を中心に複数人で話していて。その子のお陰で一気に知り合いが増えたんですよね。内覧会で知り合いを作るというのも一日目の緊張を和らげるコツかもしれません。
ーコミュニティ内ではどんなキャラクターと言われることが多かったですか?
やっちゃん:
皆にどう思われているかは分からないけど、おかん的な存在だったかな?
しげと:
やっちゃんは面倒見がいいから、体調が悪い人の看病をよくしてくれてたよね。
あとやっちゃんは、堂々としていて、気さくでユーモアがあるから、自然と周りに色んな人が集まってた気がするな。盛り上げ担当とも言えるかもね(笑)。
やっちゃん:
確かにお酒と盛り上げ担当だったかもしれない(笑)。
ー入居していた頃によく時間を過ごしていた場所はありますか?
やっちゃん:
仕事終わりにキッチンカウンターで晩酌してましたね。毎日出社なので、夜8時〜9時頃に帰宅をして、そこからカウンターでご飯を食べてビールを飲んで、部屋に戻るという生活でした。帰ると大体、しげとがいたね。
しげと:
そう言えば、夜遅く帰ってきた人によく餃子焼いてました(笑)。やっちゃんにもよく振る舞ってたね。お陰で餃子を焼く腕が上がったな。
やっちゃん:
私はその餃子をおつまみにビールを飲んでたなあ。そうすると何人か集まってきて、何という話はないけど深夜までずっと語り明かしてたのを覚えている。なんだかんだ一番思い出すのはそういう何気ない日常かもしれないね。
しげと:
やっちゃんはいつも美味しそうに餃子を食べてくれてたね。
やっちゃん:
うっすら思い出したけど、このキッチンカウンターで誰かが、小さいホワイトボードを使って恋愛についてのレクチャーしてくれてた気がするな(笑)。
しげと:
確かにそんなことあったかもしれない!(笑)
やっちゃん:
皆と話してるとついついお酒をたくさん飲んでしまって記憶が曖昧な夜もあるけど、一生記憶に残ってしまうようなめちゃくちゃ笑った伝説の夜もあったりするんですよね(笑)。
入居して間もない頃の自分に伝えたい。大切なのは◯◯!
ーネイバーズ鷺沼での生活を一言で表すと?
やっちゃん:
大人たちの青春時代でしょうか。
毎週末何かしらのご飯会が開かれてましたし、月に1回は旅行に行ってました。大人数になるときは、しげとが企画してくれたことが多かったです。
コロナ禍を経てみんな人と繋がりたい気持ちが一気に解放したのかもしれません。平日は仕事に明け暮れて、休日は童心に戻って思いっきり遊んでいました。
楽しみすぎて体力的に仕事が辛くなることもありましたね(笑)。
ーやり残したことはありますか?
やっちゃん:
全くないですね!これは自信をもって言えます。個人的には全力で楽しんだので、あの頃に戻ってもう一度したいと思うこともないんですよね。
しげと:
僕も確かにやり残したことはないかもしれない。
やっちゃん:
でも強いて言うなら、入居した頃の自分に「ブランディングが大切よ!」と伝えたいです。
しげと:
え、どういうこと?
昔の写真を振り返っている様子
やっちゃん:
自分のキャラ設定次第で、そこでの生活で得られるものが変わってくると思うんだよね。
私は、ありのままの自分で過ごしすぎていたから、周りから肝っ玉母さんのような印象があったと思うんだよね。
例えばラウンジに行くときの服装は、中学校の時のジャージを着てた時とかもあったんだけど、他の女の子は可愛いパジャマ着てたりして。「いや聞いてないし、可愛いパジャマの用意が必要ですよって誰か言って?!」と思いつつも、そこから着るわけでもなかったからね。
しげと:
中学の時のジャージまだ持ってるんだ(笑)。
やっちゃん:
物持ちいいでしょ。
だから、ブランディング次第で未来が変わるのかもしれないなと思ったね。
しげと:
それは考えたことなかったな。でもやっちゃんは、意識せずとも、ありのままのやっちゃんだったからこそ、皆から慕われていたし友達も沢山できたんだろうね。
やっちゃんさんの送別会の様子
やっちゃん:
そうだね。友達をたくさん作るためのブランディングだったね。そう思うと一生付き合うんだろうなと思える友人にたくさん出会えたな。
なので、もしこれから入居を考えてる人がいたら、「ブランディングが大切」ということを思い出してほしいです!
ーたしかに「ブランディングが大切」とはソーシャルアパートメントに関わらず新しい環境にも言えることかもしれませんね。やっちゃんさん、アドバイスありがとうございます!
【編集後記】
インタビュー当日、やっちゃんさんとしげとさんは集合してすぐに、近況報告や思い出話でテンポ良く会話を繰り広げてくれました。お二人の軽妙なトークに取材陣も何度も笑わされたのを覚えています。きっと入居中も笑いの絶えない日々だったのだろうと、当時の情景が自然と浮かぶようです。
ソーシャルアパートメントを体験した先輩が語る、心に残る日常のワンシーンや限られた時間を自分のモノにするための秘訣は、皆さんに通ずるものがあるのではないでしょうか。
インタビュー中に何度も「ブランディング大切」と謳っていたやすよさん。話の節々から伝わる、飾り気なく快活なお人柄から入居されていたときも、「やっちゃん、やっちゃん」と皆から慕われる人気者だったのが想像できます。誰にもできることではない「自然体のブランディング」こそがやっちゃんさんの一番の魅力なのかもしれません。
次回はしげとさん編。入居中に最も感情が揺さぶられた出来事をお話しいただきました。近日中に公開予定ですので、お楽しみに!
(取材・文章:林/写真:内田)