SOCIAL APARTMENT
INTERVIEW

ソーシャルアパートメントのリアルを届けたい。入居者トークバラエティの舞台裏にインタビュー

2025-05-31

ネイバーズテリング1ソーシャルアパートメントの内側に焦点を当てる企画「Inside SA(インサイド・エスエー)」。今回は、入居者トークバラエティ「ネイバーズテリング」の制作を手掛けた3名の営業スタッフにインタビューしました!

入居者同士のトークを通じて、生活者目線の等身大の声を届けるこの企画。番組さながらのクオリティで仕上がったこの一大プロジェクトには、どんな想いやこだわりが込められているのか。山田さん、橋本さん、菊池さんの3名に、企画の裏側をたっぷり聞いてきました!
ネイバーズテリング2


ネイバーズテリング3Q:まずは企画の内容について聞かせてください。ネイバーズテリングとは一体どんな企画なのでしょうか?

山田:
ネイバーズテリングは、ソーシャルアパートメントのリアルが分かる、入居者トークバラエティです!
ソーシャルアパートメントの暮らしは、こうした住まい方に馴染みのない人にとっては、実際の生活が想像しづらく、実態がつかめないものだと思うんです。だからこそ、実際に住んでいる入居者の方々に、自分の言葉で体験を語ってもらう様子を動画でお届けしています。
視聴していただくことで、ソーシャルアパートメントでの暮らしの雰囲気がぐっと近づいてくるような内容になっています!

橋本:
「入居してからどうやって仲良くなった?」「どのくらいラウンジに顔を出してるの?」「恋愛事情は?」など…。入居を検討する際、多くの人が一度は気になるようなテーマを、3名の入居者さんに自由にトークしてもらいました。
トークバラエティなので、かしこまった雰囲気ではなく、通勤時間や寝る前などに気軽に見られるような構成にしています。
入居者さん自身の感想がベースになっている分、ウェブサイトだけでは伝えきれない「生活のリアル」を、それぞれの視点から感じてもらえるのが、この動画のいちばんの見どころだと思います!
ネイバーズテリング5Q:もともと企画のきっかけは?

山田:
物件の内覧に来られた検討者の方から、「ソーシャルアパートメントって、実際どうなんですか?」と聞かれることがよくあります。そうした声を受けて、以前から“暮らしのリアル”を伝えるコンテンツを作りたいと考えていました。
ただ、その「実際どうなのか」という問いの奥には、言葉にできない肌感覚のリアリティを知りたいという気持ちがあるのかもしれない、と感じることもあって。
でも、ソーシャルアパートメントをよく知っているわたしたちですら、その“肌感”を言葉や文章だけで伝えるのは、正直むずかしい部分もあるんですよね。

橋本:
これは私自身の体験談なのですが、ある出来事にハッとさせられたことがあったんです。
あるとき、物件をご案内していた際に、入居を決めきれずに悩んでいる検討者さんがいらっしゃいました。私も元入居者として、自分の経験をもとにご案内していたのですが、どうもピンときていない様子で…。
そこで、ちょうどキッチンにいた現役の入居者さんに声をかけてみたんです。すると、その方が実際にその物件に住んでいるからこそ語れるような、具体的で細やかなエピソードを話してくれて。その瞬間、さっきまで曇っていた検討者さんの表情が、みるみるうちに晴れていったんですよね。
「誰が、どんな言葉で伝えるか」で、それまで想像の中にあった“暮らし”が、一気に現実の風景として目の前に立ち上がってきたような、そんな感覚でした。

山田:
入居者さんがソーシャルアパートメントについて自由に話している様子を動画として届けたら、気軽にソーシャルアパートメントを知るきっかけにもなっておもしろい企画になるんじゃないかと思いました!

菊池:
ちなみにその入居者さんがネイバーズテリングでも出演しているたがちゃんさんなんですよね。

山田:
それ橋本ちゃんが言いたいセリフじゃない?(笑)

橋本:
奪われちゃいました(笑)。
ネイバーズテリング6

友達と一緒に観る感覚を届けたい!番組のエンタメ仕掛けは?ネイバーズテリング7

Q:パペットの登場やテーマソングなどエンタメ要素が盛り込まれていましたが、どんな経緯でアイディアがうまれたのでしょうか?

菊池:
ソーシャルアパートメントのリアルを届けるにあたって、リサーチをしていたときに「動画が真面目すぎても話している内容が入ってこないかも」という懸念があったんです。
入居者さんたちが語ってくれた実体験にはヒントが詰まっているのに、それが届かないのはもったいないなと。
じゃあ、気軽に楽しんで観てもらう内容にするには何が必要かなと考えたときに、エンタメ要素や番組自体に愛着を持てる仕掛けが必要なんじゃないか、というアイディアが出てきました。

山田:
トークバラエティってMCやコメンテーターがコメントするじゃないですか。
それを「人間じゃなくて、キャラクターがコメントしたらかわいくていいかも!」と思って(笑)。そこから「パペットってアリなんじゃない?」とひらめいたんです。

菊池:
山田ちゃん、突然思いついたって言ってたよね(笑)。
ネイバーズテリング8Q:MCのキャシーちゃんとメロンくん、愛らしいキャラクターでしたね。ちなみにどなたがデザインしたキャラクターなのでしょうか?

菊池:
実は僕なんです(笑)。
もともとものづくりやアイディアを考えるのが好きで、やりだしたら楽しくなってしまって(笑)。キャラクターの設定は皆で話し合って決めたのですが、デザインに落とし込んで形にするところまでは僕が担当しました。
裁縫は得意ではないので、最後は手先が器用な橋本先生に整えてもらいました!

山田:
生地もちゃんとユザ◯ヤで調達したね(笑)。
キャラ設定を考えるのも楽しかった。キャシーちゃんは28歳で、仕事ができて面倒見のいい性格。メロンくんは23歳で、自由奔放で直感的に生きている、ちょっと子供っぽい性格っていう設定なんです。
ネイバーズテリング9
菊池:
テーマソングについては、多彩な社内の ビデオエディターが作曲してくれました(笑)。
動画を編集するにあたって、「リアリティショーにはテーマソングも大事」と思ってくれたらしく、自ら作曲してくれたんです。

橋本:
動画のドラフトがあがってきたときに、チームみんなでびっくりして大笑いしてしまいました(笑)。アップビートで明るい曲調なのでとても聴きやすいですし、毎回思わずメロディーを口ずさみたくなります。
歌詞もよくよく聴いてみると、ソーシャルアパートメントにまつわるワードが入っていて、思わずにやにやしちゃいましたね。

「こんな暮らしもアリかも」と思えるきっかけにネイバーズテリング10

Q:改めて、特にどんな人達にネイバーズテリングを観てほしいですか?

山田:
色んな人たちに観てほしいですが、特に何かを変えたいと思いながらも勇気が出ない人に観てほしいです。入居者さんたちが何気なく話している会話の中に、なにかヒントが詰まっているかもしれません。
でも、どんな人にもとにかく気軽にソーシャルアパートメントのリアルを知ってもらうきっかけになったら嬉しいです。思わず笑っちゃうような話や、体験しなければできない共感できないがある「あるある話」など、他のコンテンツでは触れることが出来ない生活者のリアルが詰まっていると思います!

Q:今後の展開は?

橋本:
まだ検討中ですが第二弾も企画したいと思っています!今回は女子会トークだったので、次回は男性だけの会とかもおもしろそうだなと企画チームで話している段階です。
ただ、入居者さんあってこそのこの企画なので、出演したい人を募集するのもありかもしれませんね。応募くるかな(笑)。

菊池:
我こそは!という人がいたらありがたいね(笑)。
あとは動画の感想もいただけたら嬉しいです。既に内覧に来てくれた方が「ネイバーズテリング観ました!」と言ってくれたのが、励みになりました!

山田:
寝る前や通勤途中でも気軽に観れる内容なので、楽しんでご覧ください!第二弾もよい企画になるように頑張りますので、皆さん全エピソード視聴いただけたら嬉しいです!
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【編集後記】
余談ですが、個人的に「リアル」とは、それを実際に経験した人の言葉や感情、体験が、フィルターを通さずに伝わるものだと思っています。誰かが話している様子は、たとえば相槌ひとつ取っても、「わかる!」という迷いのない返答や、「うーん、なんて説明したらいいんだろう」といった一言の中に、その人がどんな温度感で出来事を受け取り、日々何を感じているのかが滲み出てくる気がするのです。
その意味で『ネイバーズテリング』は、どこか遠くの理想論のように思えていたソーシャルアパートメントでの暮らしを、ぐっと自分のそばに引き寄せて想像できる企画だと感じました。
この企画は、キャラクターの異なる3人が、悩みながらも楽しんで、ゼロから立ち上げたプロジェクトです。何かをつくりあげることが好きでチームを牽引する人。マイペースながらも鋭い視点で支える人。好奇心旺盛で、どんなことも楽しんで取り組む人。入居者さんの魅力だけでなく、チームメンバーそれぞれの個性が活かされていて、楽しんで観てもらうための工夫にも、プロジェクトチームの努力と想いが詰まっています。

まだご覧になっていない方は、ぜひ一度観てみてください!
何気ない一言の中に、きっと、自分の暮らしにもつながるヒントが見つかるはずです。

(取材・文:Hayashi/写真:Okuyama)