SOCIAL APARTMENT
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英語で日本文化を体験する”Matsuri Event”をレポート

2025-09-28
英語で日本文化を体験する”Matsuri Event”をレポート

ソーシャルアパートメントは関東・関西に約50棟3000人の入居者が住むコミュニティ。物件の垣根を超えて誰かとつながるきっかけとして、グローバルエージェンツが主催となり定期的に実施しています。

中でも代表的なイベントは、毎年2回開催される100人規模の大型イベント。夏はSOCIAL SUMMER OUTING、冬はSOCIAL NIGHT OUTと、ソーシャルアパートメントの恒例イベントとして多くの参加者で賑わいます。

物件を超えたイベントは大人数での開催だけでなく、10人前後のアットホームな雰囲気で開催する小規模イベントも実施しています。

今回は、英語をコミュニケーションツールに、日本文化を体験する少人数イベントをご紹介します。お試し企画としてスタートした第1回目のテーマは、日本の伝統的なお祭りに参加する「Matsuri Event」。この記事では、Matsuri Eventの様子をレポートします。


英語で日本のお祭りを体験する"Matsuri Event"

英語を共通言語に参加者同士が交流するだけでなく、日本文化を体験するこのイベントは初の試み。

第1回のテーマは、日本の伝統的なお祭り。今回参加したのは、毎年9月に行われる金王八幡宮例大祭。五穀豊穣や街の繁栄を祈願して、14基のお神輿が一斉に集結する伝統あるお祭りです。(公式HPより抜粋)みんなで浴衣を着て、活気に溢れたお祭りの雰囲気を体験しました。

そして、ひとりひとりがしっかりとコミュニケーションできるよう、参加人数は10名程度で実施しました。参加の条件は「ソーシャルアパートメント入居者であること」のみ。英語での会話に加えて、何かを一緒に体験することで自然と距離が縮まりやすい環境を整えました。

まずはミレニアルズ渋谷に集合

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浴衣レンタルショップに向かう前に、まずはグローバルエージェンツが運営するホテル「ザ・ミレニアルズ渋谷」のラウンジに集合。

ネイバーズ二子玉川やネイバーズ東十条、ソーシャルアパートメント浦安など7物件から合計9名が参加しました。

集合してすぐ、参加者同士で物件や出身国についてお互いに質問を投げかけ合い、すぐに打ち解けた様子。国籍や英語レベルはさまざまでしたが、自己紹介タイムを待たずとも自然と会話が始まり、和やかな雰囲気でイベントをスタート。

レンタルショップへ移動して浴衣にチェンジ!

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雰囲気が温まったところで浴衣レンタルショップへ移動。
好きな浴衣をひとりずつ選んで、スタッフに着付けてもらいました。

初めて浴衣を着る参加者が多く、選ぶ過程から新鮮で楽しかったようです。女性陣は着付けに加えてヘアセット付き。簪をあしらって、お祭り参加の準備は万端です。

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14基のお神輿が集まる会場へ

浴衣姿に着替えたあとは、渋谷区各町内会のお神輿14基が一斉に集まる渋谷109前へ。曇天ながら残暑厳しく、夏を感じる一日でした。

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渋谷金王八幡宮例大祭は数百年続く伝統的なお祭りだそう。時を経て大都市になった今でも、五穀豊穣と無病息災を願って毎年9月に開催されているようです。(公式HPより抜粋

お神輿とお神輿を担ぐ人たちを見るのが初めての参加者が多く、皆さん興味津々。次から次へとくるお神輿の活気に魅了されていました。

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ちょうど渋谷二丁目町会のお神輿が会場に到着していたので、記念に写真を撮らせてもらいました。

会場では子どもから大人までが参加する和太鼓の生演奏もあり、大迫力の響きに圧倒されました。

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和太鼓の演奏に聴き入っていると、14基のお神輿が集まり、会場は物凄い人の数で熱気に包まれていました。式典の後、お神輿はそれぞれの町内会場へと移動。
それに合わせて、私たちも屋台目当てに神社へと移動しました。

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屋台目当てに氷川神社へ

小腹も空いたところで、氷川神社のお祭りへ。ここでは地元の人々や飲食店が屋台を出店していました。

生ビールや、イカ焼き、たこ焼きや焼きそば。お祭りの屋台と言われると思い出す鉄板焼きの匂いに、皆さん一気に空腹になったよう。どれを買おうか楽しそうに迷っていました。

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イベントも終盤に差し掛かり、「日本での暮らしはどうか」「自分の国で一番恋しいものはなにか」「いつまで日本で暮らす予定か」など一歩踏み込んだ深い話をしている人たちも。

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ただ集まるだけでなく、一緒に何かを体験する時間が、参加者同士の心の距離を近づけたのかもしれません。

お祭り会場では、子どもたちのカラオケ大会を開催していて、あまりの可愛さにイベント一番の盛り上がりをみせていました。

そして最後に記念撮影をして解散。連絡先をお互い交換するほど仲良くなる人たちもいたようです。

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参加者の皆さんに感想聞いたところ、「浴衣を選ぶのが一番楽しかった」「自分の住んでいる物件の人たちとはコミュニケーションをとれるけど、英語を使って別の物件の人達と話せたのは新鮮で良い機会になった」などの声がありました。

英語と日本文化をテーマにした今回のイベントは、お祭りの賑わいや浴衣体験を通じて、入居者同士が一歩近づくきっかけとなりました。交流の楽しさはもちろん、異文化への理解や新しい視点も得られる時間だったように思います。次回の開催では、またどんな出会いや発見があるのか、今から楽しみです。

(企画:エレナ/取材・文:林/写真:ロリス)