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自分の「好き」を発信してみた先に繋がる人の輪、誰かの「好き」を覗いてみた先に広がる新たな景色

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自分の「好き」を発信してみた先に繋がる人の輪、誰かの「好き」を覗いてみた先に広がる新たな景色

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ソーシャルアパートメントを運営する弊社グローバルエージェンツは、賃貸事業の他にも、実はホテル事業や飲食事業も展開しています。

なかでもホテル事業では『交流型ホテル』というスタイルで「Meet Local, Feel Global」をコンセプトに、旅行者には地元のヒト・モノに触れる体験を、地元の方には旅行者との交流を通して世界を常に身近に感じられる機会を提供することを目指しています。

ホテルのラウンジを訪れると、滞在中のホテル宿泊者が他の宿泊者やホテル併設のコワーキング利用者と、とても初めてのようには思えないほど自然に、「どこを訪れる予定なのか?」「ここがおすすめだよ」「今こんなことにハマっているんだ」というような会話を繰り広げています。ヒト・モノ・コトが繋がるソーシャルアパートメントの共用部ラウンジにどこか似ている空間で、心地良さがあります。

今回は、そんな弊社ホテル事業の施設のひとつ、渋谷に位置するThe Millennials Shibuyaとのコラボイベントを企画。ソーシャルアパートメントの入居者が各々の「好きなカルチャー」を発信し、シェアする『SA×MLS CULTURAL FAIR』を開催しました!

この記事では、入居者出演者・出展者の「好き」を囲むように、笑顔いっぱいの交流が絶えなかったイベントの様子をお届けします。


2月17日土曜日。The Millennials Shibuya内のコワーキングスペース.andworkに集ったのは、ソーシャルアパートメント入居者を中心に、入居者友人、ホテル宿泊者や.andwork利用者など、なんと・・累計100名。

イベントのテーマは、 「アート、音楽、ファッション、食文化、ものづくり」 など、自分を表現するカルチャー。ソーシャルアパートメントの入居者が、自ら出演者・出展者となり、熱い想いの込められたそれぞれの「カルチャー」をシェアしてくれました。

誰かの「好き」を囲むように人が自然と集まり繋がっていく空間

過去記事を読んでいただいたことのある方はお察しかもしれませんが、ソーシャルアパートメントの入居者さんって、本当に色んな趣味・趣向・特技などを持っていて面白いんです。何かにのめり込んで熱中している人、アンテナを敏感に張って新しいモノ・コトの情報を次から次へと収集してくる人、器用に新しい特技やスキルを身に着けてしまう人、色んな知識や経験を持ち揃えている人、などなど。

そんな「面白い」入居者さんがせっかく沢山住んでくれているソーシャルアパートメントなんだから、『誰かの「好き」を囲むように人が自然と集まり繋がっていく』そんな空間を創りたい、という想いでこのイベントの企画がはじまりました。

もっと気軽に「好き」を発信できるプラットフォームを作ってみよう。初の試みではあったものの、入居者専用アプリ「マイページ」に出演者・出展者を募ってみたところ、嬉しいことにすぐさま多数の応募が届きました。

今回、出演・出展に協力してくれたのは、計17組の入居者の皆さん。大きく分けて、ブース出展、パフォーマンス出演、DJ出演の3種類をご用意。ブース出展枠には、フードや飲料の提供をはじめ、写真の展示や服の販売から占いまで、バラエティ豊かな出展者さんが手を挙げてくれました。パフォーマンス出演枠では、楽器の演奏や歌、ストリートダンスのパフォーマーが会場の視線を惹きつけ、DJ出演枠に迎え入れた4組のDJは各々のテイストの音楽で会場を終始盛り上げてくれました。

▲イベント開催中、来場時間も滞在時間も自由だった今回のイベント。どの時間帯を覗くか悩んでしまう程に、パフォーマンスとDJの皆さんのタイムスケジュールもびっしり

「はじめて」が形になる瞬間

意外にも、今回の出演者・出展者のなかには、自身の作品を「はじめて人に見せる・提供する」という方も多数。これまでにも活動していたなかでも、実際に人前で展示をしたり、披露をしたり、自身の想いを伝えたり、作品を見た人から生の声を聞いたり感じ取る、ということは初めてだったとのこと。ソーシャルアパートメントが主催するイベントであること、入居者さんが主な来場者であることから、「やってみようかな」と少しの勇気を出して今回はじめての形での「発信」をしてくれました。

▲アート・写真の展覧会を繰り広げてくれた皆さん

大切な一瞬を納める作品、ソーシャルアパートメントの入居者を「映画の主人公」に捉えた作品、撮影した写真とコンピュータのアルゴリズムを組み合わせた作品など、それぞれのアートの世界観を覗かせていただきました!

▲とても人気だったタロット占い!占いってやっぱり気になっちゃいますよね。皆さんはどんなことを占ってもらっていたのでしょうか~
▲飲食の提供をしてくれた皆さん

フランスで古くから伝わる伝統菓子を通して、フランス菓子の歴史と素材そのものの美味しさを伝えてくれたパティシエの入居者さん。パン作りにのめり込み、今回はお酒に合うチーズパンを準備してくれた入居者さん。こだわりきったコーヒー豆で丁寧に淹れたコーヒーを提供してくれた入居者さん。多様性と食文化が混ざり合うヒューストンから本場の味を届けてくれた入居者さん。「美味しい!」だけではなくて、なかなか知ることのできない食文化や味わいの裏側のストーリーやこだわりについても添えてシェアしてくれました。

TARROW TOKYO×ソーシャルアパートメント入居者開発「ラウンジウェア」の販売も

アパレル企業のTARROW TOKYOとソーシャルアパートメント上北沢の入居者チームとで昨年4月に始動した「ルームウェアプロジェクト」。ソーシャルアパートメントの入居者ならではの視点で細かな部分までこだわりが詰め込まれたスウェットが、幾度の試行錯誤を経て完成!

共用部で過ごす時間が多いソーシャルアパートメントでの日常ならではの、意外と「共用スペース(ラウンジ)に行くときの服装に迷う」人も多いのでは?という課題に着目し、『洗える、着心地が良い、高見えする』を叶えるラウンジウェアを開発。

今回は、そんな想いの詰まったラウンジウェアをプロジェクトチーム自らが想いを伝えてくれました。沢山の入居者さんの共感を集め、触り心地の良さも大好評。なんと、当日ご準備していたストックは見事完売となりました!

【関連記事】入居者がアパレル企業と洋服を本気で作った話 vol.1 [コラム]

DJ&パフォーマンス

会場前方にはDJブースとパフォーマンススペースを設けており、会場内を囲うように展開された様々なブースを回りつつ、音楽やパフォーマンスも楽しめるというスタイルもまた、今回のイベントの魅力でした。

▲異なる4物件のDJが思い思いのセットリストをお届け。今回参加してくれたDJは、ネイバーズ東十条・ネイバーズ武蔵中原・ワールドネイバーズ清澄白河・ネイバーズ京都二条城から!

選曲やテクニックによってそれぞれのテイストも異なり、会場のムードまでもがらりと変えてしまうDJの皆さん・・かっこよすぎます!懐かし世代の楽曲でノスタルジックに心を掴むDJもいれば、「みんなが知ってる曲しか流さない」というこだわりで会場を一斉に盛り上げるDJも。ほかにも、グルーヴィーなリミックスやモダン・シティポップなど、心地の良い音楽で会場を包んでくれました。

▲ギター、カホンとシンバルの演奏にのせた歌のパフォーマンス。お住まいの物件にある共用部の「防音室」で定期的にセッションを行っているとのこと!
▲ヴァイオリンとピアノを融合した心地の良い音色を奏でる演奏
▲迫力のある息ぴったり、キレッキレのストリートダンスパフォーマンス。異なる2物件のソーシャルアパートメントにお住まいの入居者さんによるダンスコラボでした!

パフォーマンスがはじまると、皆さんの視線は釘付けに!

あっという間に過ぎてしまうほどに、出演者・出展者の皆さんの「カルチャー」への想いが詰まった5時間だったのではないでしょうか!

はじめての試みとなった今回の『SA×MLS CULTURAL FAIR』ですが、ソーシャルアパートメントにはまだまだ「面白い」入居者さんが沢山いるはず!そんな様々な「好き」を持つ入居者の皆さんに、是非とも『第2弾』では「出演者・出展者」として、お会いできることを楽しみにしています!


【編集後記】

筆者も実はソーシャルアパートメントに住んでいた経験がある。そこでの生活を振り返ると、日本酒を知り好きになったり、キャンプやサウナの楽しさを覚えたり、魚の捌き方を叩き込まれたり(笑)。他の誰かの「好き」を丁寧に大事にお裾分けしてもらっては、いつの間にか自分の「好き」にもなっている、なんてことが沢山あった。「好き」を語る熱意には人を惹きつける不思議な力がある、とも思う。そんな「好き」をシェアしてくれたり、共有できる仲間が増えるのと同時に、ひとりではきっと辿り着けなかった新しい世界を垣間見ては、その景色に浸ることができた。入居者ひとりひとりが持つ「好き」には、ほかにはどんな「好き」が隠れているのだろうか?考えるだけでわくわくしてしまう。

「好き」を仕事にしたり、そうじゃなくても直向きに突き詰めてみたり、なにかしらの形で関わり続けてみたりと、自分の好きなことを大切にする形はいろいろあっていいと思う。でも、せっかく好きになったものなのだから、大事にし続けてほしい。ひとりひとりが好きを「大事にする仕方」はそれぞれだが、新しいライフスタイルの在り方を提案するグローバルエージェンツの一員としては、そんな入居者の皆さんの大切な「好き」を今回のイベントのように、あらゆる形で応援していけたら嬉しい限りだ。

(企画・文 Ito、撮影Uchida)

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