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ALL入居者で作り上げられたSocial Summer Outing 2024|最多参加者数200名超え [イベントレポート]

ソーシャルアパートメントでは、夏になると毎年恒例の大型イベント「Social Summer Outing」が開催されます。それぞれの入居者が住まう物件内での日常的な交流から、一気に幅を広げ、弊社が運営する50近くの物件から入居者が一同に集う物件の垣根を越えた大型交流イベントです。最近では、こういった交流をきっかけに知り合った入居者が橋渡し役となり、物件間の交流も活発になってきているようです!

昨年は「夏祭り」をコンセプトに入居者幹事さんとお届けしましたが、今年はさらに自由な発想でより多くの参加者さんに楽しんでもらえるよう開催すべく、入居者から企画者・企画案を募り、入居者さんの「やってみたい!」の実現にチャレンジしてみました!

今回は、ネイバーズ京都二条城とソーシャルアパートメント宮前平の入居者2名で結成された音楽イベントプロデューサーチームの『混(まぜ)』が、入居者の「好き」で溢れるお祭りを企画してくれました!企画の提案に留まらず、チームメンバーの召喚、クリエイティブへのディレクション、集客施策の考案、当日の運営まで・・・「当日参加してくれる入居者の皆さんに楽しんでもらいたい!」という熱い想いのもと、なんと4か月間もの長丁場でイベント開催までの全ての工程を一から企画チームとともに進行していってくれました。

そんな『混』の熱い想いと入居者の皆さんのパワーとが集結し混ざり合い、イベント参加者数は脅威の200名超えで過去最多を叩き出した今年の「Social Summer Outing 2024 -presented by 混」のイベントの様子をお届けします!

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7月20日土曜日。板橋区のスケートボードパーク(DIORAMA SKATE LOUNGE)に集ったのは、ソーシャルアパートメント入居者とOBOG、累計220名。

これまでは関東と関西とで分けて開催してきた大型イベントですが、今回は「東西混混音楽祭り」と称して関東・関西合同で開催。関東の会場での開催にも関わらず、関西の物件からも出演者・参加者が足を運んでくれました。

総合プロデューサー『混』のふたり

出逢いは、二人がソーシャルアパートメントでの暮らしをはじめた7年前。今では別々のソーシャルアパートメントに住む二人ではあるが、『混(まぜ)』(IG: maze.officialevents)というチームを結成し活動を開始。音楽を中心として、様々なカルチャーや人が織りまざる空間を作りたい、という想いで、音楽イベント『まざり』をプロデュースしています。

多様な出演者・出店者がそれぞれの「好き」を持ち寄り発信し、参加者がそれらの「好き」を囲い、異なる趣味趣向・バックグラウンドを持つ入居者が混じり合っていく様子こそ、二人の想いに込められた「織りまざる」現象の具現化のひとつとなったのではないでしょうか。

ALL入居者で作り上げられた「5時間30分」

「入居者の皆と一緒に作り上げる」というテーマの通り、当日の会場を彩ったポスター類や参加者リストバンドなどのビジュアル周りを制作してくれたクリエイティブチーム、会場を大いに盛り上げてくれた出演者・出店者、当日の運営スタッフまでも、全員がソーシャルアパートメントの入居者(一部卒業生OBOGも含む)。

多様性に富んだ入居者約3,000人に募集をかけたところ、ステージパフォーマンスを披露してくれる出演者16組の出演、展示・物販・実演など9つのブースの出店が決定し、それぞれの「好き」を、各々の形でシェアしてくれました。

途中入場・再入場OKだった本イベント。5時間30分という長い開催時間が故に最初は「狙いをつけて参戦した!」という方でも、なんだかんだパフォーマンスに見入ってしまって「思いがけず最後まで完走していた!」という方も少なくなかったはず!

▲クリエイティブチームが作成してくれたパフォーマンス一覧。DJ、ダンス、ビジュアルアートパフォーマンス、ミュージカル、バンドと、多岐に渡るパフォ―マーが集結

出演してくれたパフォーマーの中には、これまでにも長年一緒に演奏してきた、といったバンドもあれば、今回のイベントを機に、物件内でユニットを組んでみた!という方もいました。当日まで、一部物件では物件内の音楽スタジオやダンスができる鏡付きのフィットネススタジオで練習を重ねた方もいたのではないでしょうか。

まず会場を盛り上げてくれたのは、ダンス、ビジュアルアート、ミュージカルパフォーマンスを披露してくれた皆さん!どれも迫力のあるパフォーマンスばかり!

▲ネイバーズ上北沢からつっちーさん。2月のカルチャーフェアに続いて2度目の出演◎今回はソロでの出演でした!
▲ソーシャルアパートメント宮前平から「HiCaLu&鈴凰」。ダンス専門学生とダンサーという最強コラボ。しなやかさと力強さを兼ね備えた二人の表現に、惹きつけられてしまいました!
▲ソーシャルアパートメント新検見川から「新ケミ∞」。懐かしの「パーフェクトヒューマン」から皆大好き「ジャンボリミッキー」で会場を一気に沸かせつつ、とにかくキレッキレのダンスがかっこよすぎました!表情豊かなダンサーにつられて会場の皆さんも一緒に笑顔で踊っちゃってました~
▲ネイバーズ上北沢から「h2u」。音とアートを融合させた「ビジュアルアートパフォーマンス」という目新しいジャンル!2月のカルチャーフェアでは、パン屋さんとして出店してくれていた入居者さんが今回はラッパーに変身。多才すぎでは・・?
▲OTOWA神戸元町から板垣望さん。卒業公演ともなったミュージカルのパフォーマンス。こんなにも至近距離で聞けるとは!美しい声と迫力が圧巻でした!(※OTOWA神戸元町は、2024年5月末をもって運営終了)

ブースも開店

▲フェス飯!オムライスやバインミー、ミニバーガーから、焼き菓子やアイスキャンディーまで◎
▲実演型のブースでは、占いやアロマコーディネートなど、バラエティ豊かに展開!
▲クリエイティブな、色塗りを施した傘やイラストステッカーのグッズ販売も◎

あの有名企業様からも・・

クラフトコーラの伊良コーラ様、NAGO CRAFT様、クラフトジンのHOLON様、深呼吸習慣化デバイスのston様に、商品のご協賛・提供協力をいただきました!

ご来場いただいた入居者の皆さんに、とても喜んでいただけました!

DJも続々と参戦!ダンスバトル勃発?

▲各々のセットリストで会場を盛大に盛り上げてくれたDJの皆さん。今回は「SA宮前平」、「ネイバーズ武蔵中原」、「京都二条城」から参加してくれました!

そして、なんとこのDJの演奏に合わせて、パフォーマンスを終えたダンサーたちが、スケートバーク内でダンスバトルを繰り広げていました!自然発生的にこんな「まざり」が見られるとは!なかなか見る機会も少ないブレイクダンスや、フリースタイルの即興ダンスは圧巻で、周囲の目も釘付けでした!

SAで出逢い、結成されたバンドたち

ソーシャルアパートメントには、音楽好きさんも沢山います。一緒にカラオケに行ったり、フェスに出掛けたりと、そんな思い出がある方も多いはず。今も音楽活動をしている方もいれば、学生ぶりに久しぶりに楽器を手に取った、最近楽器をはじめてみた、という方もいるなか、そんな入居者同士が物件内でバンドを組んでみた!と多数のバンドが参戦してくれました。

▲ネイバーズ東十条から「HJJ Band Club」

実は、選曲のタイミングで、同じ曲がバッティングするという事態が発生。バンドメンバー了承の上、当日そのままの選曲で披露されたBack Numberの「高嶺の花子さん」。心配とは裏腹に、二つのバンドによって披露されたその同じ曲は、全く異なる演奏と世界観を会場に届けてくれました。

▲ネイバーズ浮間公園から「ピザポテト」
▲ワールドネイバーズ清澄白河から「Yosumi」
▲ネイバーズ葛西から「四風連打」
▲FILMS和光から「Innommé」
▲ラストのオオトリを飾ってくれたのはネイバーズ武蔵中原からはじまった「The Neighbors」。『混』の二人もドラムとコーラスで参戦◎ソーシャルアパートメントを卒業したOBOGもカムバックして再集結してくれました。会場が一体となってしまう程に引き込まれる演奏は、鳥肌が立ちました・・・

新しい形で開催した今年の夏の大型イベント「Social Summer Outing 2024 -presented by 混-」は大盛況で終えることができました!参加してくれた入居者・OBOGの皆さん、出演者・出店者の皆さん、ありがとうございました!!

今年の参加は逃してしまった!という方も、来年お会いできることを楽しみにしています!

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【編集後記】

『混』の二人との出逢いは、今年の2月に開催された「好き」を発信するカルチャーイベント(SA×MLS CULTURAL FAIR)にて。DJとして出演してくれていたまっすーこと増田さんと、参加者として遊びに来てくれていたちさきさんとは、軽く挨拶をした程度だった。まさかこんな大がかりなイベントを一緒に創り上げることになるとは、そのときは思ってもいなかった。開催までの4か月間、毎週の定例ミーティングは白熱して繰り広げられ、ともに膨大なタスクをもこなしてくれた二人。入居者と直接関わる機会がそう多くはない筆者にとって、二人のそれぞれの「色」や「面白さ・かっこよさ」に触れる度にわくわくしたし、長年SAに住み続けてくれている二人の言動の端々から「ソーシャルアパートメント愛」を感じられたのは、なによりも嬉しかった。

そして、OBOGの参加もあった今回、卒業後は少し離れた存在となっていたソーシャルアパートメントでの生活を思い出しては「(みんなと出逢った)あの頃、楽しかったな」と懐かしむ姿が印象的だった。それぞれに入居していた頃の記憶を拾い集めてくれているようで、とても温かい気持ちをお裾分けしてもらった気がした。(またいつでも入居者として、帰ってきてください!笑)

『混』の二人はもちろんのこと、クリエイティブチームの皆さん・出演者・出店者の皆さんの「好き」に対する熱意や、ひとりひとりの個性や強みとなる「色」の多様性が、色濃く出現し混ざり合った今回のSocial Summer Outing。やはりソーシャルアパートメントの入居者さんは、知れば知るほど面白い・・と思わずにはいられない。

今後もどのような「色」が現れたり引き出されたりしては、織りまざっていくか、楽しみで仕方がない。

(企画 混/Kida/Ito、文 Ito、撮影 Suzuki/Matsumoto/Uchida)

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