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一番オススメしたいのは、地方から出てくる新社会人の皆さんです。[後編]

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一番オススメしたいのは、地方から出てくる新社会人の皆さんです。[後編]

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Neighbors’ stories 第三弾では、カーサグラン上野毛在住の加藤たけしさん(32歳)にお話を伺っています。<前編はコチラ>

―「週7日間、毎日働いているイメージ」とのことで、とても有意義なお話を聞かせていただいていますが、そうは言ってもご結婚されているんですよね。奥さんとの時間はどうしているんですか?

加藤さん:実は妻も僕に近いタイプの人なので、家庭内での会話の大半が妻の仕事の話だったりします(笑)。もちろん、カフェに行って場所を変えたりして気分転換したり、旅行にも行ったりとかはしますね。

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2ヶ月に1回は国内旅行をするというのを2人で決めていて、その行き先やそこでどういう人に会うかっていうのを考えるのは楽しいです。
ただ、それを決めるプロセスは仕事っぽいかもしれないですね(笑)。

―やっぱりお二人ともお仕事が大好きなんですね(笑)。
“旅行先でどういう人に会うか”・・・ってなんですか?

加藤さん:観光ももちろん良いんですが、僕達は人に会うことも好きで、現地で働く人がどういう仕事をしているか、どういう理由でその仕事をしているのかなどを聞くのが楽しいんです。
妻が政治・行政に関わる仕事をしているんですが、実際に地方行政の現場で働いている人たちの声を聞ける機会が…って、これ仕事ですね(笑)。

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でもホント、会いたい人がいるから行き先を決めるという感じです。そのくらい、人に会いに行くのが2人とも好きですね。

―結局2ヶ月に1回の取材出張じゃないですか(笑)。
お二人ともお仕事熱心だから自然とそうなってしまうんですね。
でも、会いたい人がいるから旅先を決めていくのって素敵ですね!ぜひ紹介したい旅の仕方です。

話はぐんと飛びますが、加藤さんの中で大切にしている言葉、座右の銘はなんですか?

加藤さん:「ひとりじゃできないこと、みんなでやる」ですね。プライベートの名刺にも書いています。
それとともに、似ている言葉かもしれませんが、アフリカのことわざで「If you want to go fast, go alone. If you want to go far, go together.(早く行きたければひとりで行け、遠くまで行きたければみんなで行け)」っていう言葉も大切にしています。

実は以前は「限界、それは可能性」っていう言葉が好きで、新卒で入った会社の採用パンフレットに紹介された際も使ってました。当時はどちらかというと「ひとりで早く行きたい」と思っていたのですが、今は「より遠くへ」「より大きいことを」と思うようになったような感じです。

―ご自身の中で変化があったんですね。
加藤さんはいつお会いしても穏やかで、人間力があって非常に活動的な方だと思うのですが、その原動力を教えて下さい。

加藤さん:ふたつあるんですが、ひとつは「社会がより良くなることに自分が貢献できていると思えること」ですね。
その実感がないと動けないので、動けないときは何かが間違っていたりするんだろうなぁって考えるようにしています。

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もうひとつは「自分の大事な人が幸せになっていること」。
一番近いところでは妻が大きいですが、その次にはやっぱり家族。最近妹に子どもが生まれたんですが、”幸せ”ってこんなふうに広がっていくものなんだということを実感しました。
まずは自分たちが幸せで、それが周りにどんどん広がっていくような良い影響力を持てたらいいなと思っています。

―仕事とは別にプライベートで社会貢献について考えられる方ってそんなに多くないと思うんですが、その余裕が加藤さんの原動力となっているんですね。「素晴らしい」の一言に尽きます。
そんな加藤さんにとって、SAの価値って何だと思いますか?

加藤さん:「いろいろな価値観と考え方を持った人たちに出会える場」ですね。そういう人たちとの出会いによって、人生の豊かさは大きく変わっていくんじゃないかって思っています。
ハード面もソフト面もどちらもあると思いますが、とにかく僕は超絶オススメ派ですからね(笑)。

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なかでも一番オススメしたいのは、地方から出てくる新社会人の皆さん。
どうせ一人暮らしするなら、同じくらいか少し安い費用で住み始められることだし、仮に僕に騙されて住んだとしても、得るものの方が大きかったと思ってもらえるような根拠のない自信があります(笑)僕が自信を持つのもおかしいですけど(笑)。

社会人ってこういう場所がないと、仕事以外の繋がりって生まれづらいと思うんですよね。
僕は“他人の人生を疑似体験できる”っていう表現がけっこう好きなんですけど、それができる格好の場所としてSAは存在しているなと思っています。

―素晴らしいコメント、ありがとうございます!私たちもそういう思いがあって働いているので、加藤さんが実感値で話してくださるのが嬉しいです。
トークも終盤に差し掛かってきました。加藤さんの中で、5年後・・・もしくはこの先どうしていきたいっていうのはありますか?

加藤さん:「セクターの壁を超えて活躍する人を増やす」ことです。
ビジネスと非営利、政治・行政など、普段交わりの少ない世界の人たち同士をつなげていく役割が絶対必要なので、その媒介をしたいと思っています。
背景としては妻の仕事の影響もあって着目するようになったんですが、ビジネスセクターもソーシャルセクターも、それぞれ閉じてしまっていて、関係性を持てていないケースが多いです。
その垣根を超えていかないと解決できない課題や、波及させるべきことってたくさんあると感じるので、それを超えられるプレイヤーを増やしたいですね。
そうすることで日本全体がもっと加速してよく変わっていくはずだと思います。

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―なるほど。そこに着目をされているとは。。まずその問題の把握さえできていませんでした。
加藤さんのお話は、いつも引き出しが豊富で勉強になることが多いのですが、SAのコミュニティメンバーにも影響を与えたなと思うことってあったんじゃないですか?

加藤さん:僕は比較的いろいろ取り組みをしている方だと思ってはいますが、以前、同じ物件の入居者にそういう取り組みや生き方があるんだって、新しい”気づき”を提供できたと実感する機会があって。
ちょっと自己中な考え方ですけど、共感して仲間になってくれる人が居るのであれば、それはそれで社会が良くなる方向に進んだことになると信じています。そのためにいろんな人が集まる場に住めるのは良いと思ってますし、嬉しかったですね。

―多様な価値観が混在し、互いに発見のある生活。それがソーシャルアパートメントの面白さなんでしょうね。
とても充実したお話を聞くことが出来ました。ありがとうございました!

ご自身の将来ヴィジョンの実現に向けたマイルストーンが明確に見えており、現在の仕事を含めたすべての活動がそのヴィジョンに直結している生き方が素敵な方でした。
万人が出来ることではないですが、週7日間動く中でこそ見える景色を伺うことができ、加藤さんの人生を少しでも疑似体験できた気がします。

■加藤さんご夫妻運営のブログメディア@cafe(アットカフェ)
http://atcafe-media.com/
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▼こちらから他の方のストーリーもご覧頂けます。
【ネイバーズストーリー】ソーシャルアパートメントを体験した人たちのストーリー

(Text by YOSHIDA)


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