ソーシャルアパートメントに入居を決めた人へ。交流を始めるコツ編
ソーシャルアパートメントへご入居予定のみなさん、こんにちは。ソーシャルアパートメント営業部の林です。
入居がまだ先で実感が湧かない方もいれば、引越しが目前に迫ってそわそわしている方もいるかもしれません。新しい暮らしを思い描いて、少しずつ気持ちに変化が出てくる頃ではないでしょうか。
わたし自身も、かつてソーシャルアパートメントに住んでいた一人です。初めてラウンジに行ったときのことは今でも覚えています。誰かと仲良くなれるか、うまく話せるかを考えて、とても緊張していました。
今回は、わたしの実体験も交えて交流の一歩を踏み出すためのアドバイスをお伝えしたいと思います。
入居後の過ごし方をイメージしてみましょう
ソーシャルアパートメントは、その日の気分に合わせて過ごし方を選べるのが魅力です。
入居をすると、積極的にコミュニティに参加したい時や、ひとりの時間を大切にしながら、ほどよい距離感で関わりたいという時もあるでしょう。もちろん、交流は義務ではありません。
ただ、お隣さんの顔が見える環境だからこそ、挨拶だけでも顔見知りになっておくと、その後の生活が快適に暮らせるのではないでしょうか。
この入居前のタイミングで、少しだけ入居後、どのようにコミュニケーションをスタートさせるかイメージしてみましょう。
■共用スペースで過ごす時間を作る
顔見知りの人を増やすためにも共用スペースには積極的に足を運ぶことをおすすめします。
まずは暮らしのハブでもあるラウンジで過ごすことに慣れるところからスタートしてみましょう。飲み物を用意するついでに少し座ってみたり、読書やパソコン作業をしてみるだけでもOKです。
入居者専用アプリ「ネイバーランド」で、新しく入居した方の通知が届くので、挨拶をすると、「あ!引っ越してきたんですね!」とリアクションをくれる人もいるかもしれません。
最初に話した人が、他の入居者さんを紹介してくれることもありますし、そのままご飯に誘われるようなことも。最初の一歩が、思わぬ広がりにつながることもあります。
■自分から挨拶してみる
入居直後は誰しも緊張します。でも、ソーシャルアパートメントの入居者さんはフレンドリーな方が多く、あたたかく迎えてくれることがほとんどです。
最初のきっかけとして「はじめまして、◯階に引っ越してきた◯◯です」と、ぜひ自分から声をかけてみてください。特に入居から2週間〜1ヶ月くらいの間は、「はじめまして」が自然に交わせる交流のゴールデンタイム。なるべくラウンジに顔を出す日を増やしておくと、その後の関係づくりがスムーズになります。
ちなみに、ソーシャルアパートメントでは「何階に住んでいるか」がちょっとした共通言語。「同じフロアなんですね」と話が広がり、そこからご飯に行くことになった、というケースもよく耳にします。
■プロフィールの設定をしてみる
専用アプリ「ネイバーランド」には、同じ物件に住む入居者さんのプロフィールを確認できるページがあります。
自分の趣味や出身地などを登録しておくと、共通点を見つけてもらいやすくなり、話題のきっかけにもなります。プロフィールには検索機能もあるため、同じ趣味の仲間が見つかることも。
もちろん、どこまで公開するかは自分で設定できます。書き込み方は自由なので、無理のない範囲で自分らしく紹介してみてください。
■物件で開催されているイベントに参加してみる
季節ごとのパーティーや誰かの誕生日会や送別会を開催する物件をたくさん耳にします。それ以外にも少人数で集まって開くご飯会に参加するのもおすすめ。食卓を囲みながらの会話は自然と盛り上がります。仲の良い友人を増やすのにもおすすめです。
自分のスタイルに合った交流のはじめ方
そうは言っても、人との距離感のとり方や生活リズムは人それぞれ。初めての人と話すのが得意ではなかったり、仕事の関係で他の入居者さんとすれ違いがちだったり。
ここでは、性格やライフスタイルに合わせた“交流のコツ”をいくつかご紹介します。
■人見知りで共用スペースに行くのが緊張する方
まずはキッチンから使ってみる
「共用スペースに行くのがちょっと怖い」「いきなり輪に入るのは緊張する」そんな声をよく聞きます。
テレビのまわりには何人かが集まってゲームをしていたり、ラウンジではご飯会が開かれていたり。そんなにぎやかな様子に「どうやって入っていけばいいんだろう」と尻込みしてしまいますよね。
そんなときのおすすめスポットはキッチンです。
キッチンは、作業をしながら人と自然に会話がしやすい場所。相手も自分も手を動かしているぶん、目線や話題のプレッシャーも少なく、会話のハードルが下がります。調理中に「この使い方で合ってますか?」とひとこと聞くだけでも、十分きっかけになります。
お湯を沸かすだけでもOK。さりげないひと言で会話が生まれることもあります。
入居者さんに頼ってみる
会話が続くか不安なときは、頼ることも立派な交流の第一歩です。
「この照明、みんなどうやって取りつけてるんだろう?」「どのスーパーが使いやすい?」など生活の小さな疑問をきっかけに、誰かに声をかけてみるのも良いでしょう。実体験をもとに教えてもらうことで、生活のヒントにもなりますし、自然と会話も広がります。
実際、筆者自身も最初の会話のきっかけは、照明取り付けの相談でした。また余分に照明を購入してしまったのですが、手伝ってくれた方が「照明を探してる人がいるよ」と教えてくれたことで、さらに新しいつながりができたこともありました。自分から無理に話題を作らなくても、ちょっとした「聞いてみる」だけで交流は始まります。
■帰宅時間が遅い・平日休みの方
入居したものの、「平日休みだから、イベントにはなかなか参加できない」、「帰宅が遅くて、みんなが集まる時間には間に合わない」という人もいるかもしれません。
ですが、必ず1人は自分と似た生活リズムで暮らしている人がいるはずです。帰宅が遅めの人も無理のない範囲で、ラウンジに顔出してみるのがおすすめ。同じ境遇同士の人たちだと、初めましてでも親近感が湧きやすいです。
平日休みの人も、お休みの日にキッチンでランチを作っていると、在宅ワークをしている人とも話せるタイミングもあります。平日休みではないけど、平日のこの時間帯には大体この場所にいる、という人にも出会えるかもしれません。
ソーシャルアパートメントの魅力は、自分の気分にあわせて自宅での時間の過ごし方が選べること。また、コミュニティに馴染むタイミングも人それぞれです。入居してすぐに交流が始まる人もいれば、1年後にゆっくり関係ができていく人もいます。
とはいえ、誰もが毎日誰かと関わっていたいわけではありませんし、自分だけの時間を大切にしたい日もきっとあるはずです。
わたしたちが「入居後1ヶ月間はつながりを持つきっかけづくりをおすすめしています」とお伝えするのは、あくまで新しい環境に慣れるうえでの一つのヒントに過ぎません。大切なのは、等身大でいられることです。
今回ご紹介した工夫やヒントが、背中を押すきっかけになれば嬉しいです。
(文:Hayashi)