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SHINKAN企画!入居者主催の『新入居者歓迎会』で繋げていく「はじめまして」の連鎖|受賞4物件

2025-07-10
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春のソーシャルアパートメントは、「はじめまして」の声が物件の共用部や廊下、エレベーターと各所から聞こえてきます。新しい仲間も増え、共用部にも見慣れない顔がちらほらと集まってきます。

入居したての頃は、とにかく共用部に顔を出してみて「はじめまして」と自己紹介をしまくること—内覧の際にもアドバイスがある通りではありますが、実際に住んでみると、ちょっと勇気のいる行動だったりもします。一人一人に挨拶をしているうちに、「あれ?もう挨拶したかな?まだかな?」と挨拶をする人たちが多いが故に、果たして誰に挨拶をしたのか・・と分からなくなってしまうことも、あるあるです。

それならば、一度に物件の仲間達と「はじめまして」ができる時間と場が作れたら、
新入居者さんも皆さんと、はじめの一歩を一緒に踏み出せるのではないか。そんな想いから、今春より『SHINKAN企画』が始動しました!

並行して実施した弊社グローバルエージェンツ主催のWelcome Partyとは一味違う、「入居者による入居者のための」歓迎会企画。入居者さん同士で呼びかけを行い、新入居者さんも巻き込んで企画・開催された『SHINKAN企画』は、それぞれの物件の「良さ」や「色」が滲み出ていました。

さて、どんな新入居者歓迎会が繰り広げられたのか。少し前の開催ですが、入居者さんからの開催報告をもとに、受賞物件をご紹介します!(※順不同)
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新入居者リクエスト料理でお腹を満たせたで賞(ネイバーズ浮間公園)

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参加者16名|新入居者参加率100%

東京都北区のネイバーズ浮間公園 では、新入居者5名それぞれに『食べたいものの特徴』を聞いて、それをもとに皆で「こんな料理がいいのでは?」と想像しアイデアを出し合って、5品の料理を考案。新入居者から挙がったリクエストは「豆腐を使った胃に優しい料理」「お魚を使った洋食」「チーズとトマトを使った料理」「ご飯に合う辛い食べ物」「ご飯に合う肉料理」の5品!
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新入居者も交えてグループに分かれ、皆で一緒に調理に取り掛かりました。新入居者がイメージしていた食べたい料理がそのまま出てきたり、想定していなかった料理が出てきたりと、どちらであっても5品すべてとても美味しいと好評だったとのこと。

お互いの共通点を探す「共通点探し」や「二者択一探し」ゲームも交えることで、自分のことを話したり、相手のことをより深く知るきっかけにもなったんだとか。新入居者が全員出席し、既存入居者もいつも以上の人が集まり、普段とはまた一味違った賑やかな歓迎会となったようです。
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新入居者さんへのお手紙作戦が温かったで賞(ソーシャルアパートメント新検見川)

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参加者21名|新入居者参加率81%

千葉県のソーシャルアパートメント新検見川では、新入居者が新しい環境に溶け込むきっかけを作るのはもちろんのこと、既存メンバーにも新しい関係性を作る機会とすることを目的に開催されました。

全体LINEやアプリなどでの通知だけでは「新しい方は参加ハードルが高いだろう・・」と考え、新入居者16名に個別の案内状を作成し各居室扉にお届け。それもびっくりしてしまわないようにと、アプリのメッセージ機能でもその旨をご連絡する細やかな配慮がなんとも優しい・・。

そんな優しさを込めた企画者さんの想いを紹介させてください―

“新人の方にとっては、共用スペースに出ることさえも勇気のいることです。そんな中で人とのつながりを築いていくには、最初の一歩を後押しする「小さなサポート」が大切だと改めて感じました。私自身も過去にそのような助けがあったからこそ、今こうして関わることができています。ソーシャルアパートメントに住む人は、少なからず誰かとつながりたいという気持ちを持っていると思うので、今回の会が、その一歩になれたとしたら、嬉しいです。”

過去にご自身もしてもらったそんなサポートのバトンを次のメンバーに繋いでくれたのですね。

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やっぱり仲良いね~参加者数1位獲りましたで賞(ネイバーズ京都二条城)

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参加者35名|新入居者参加率77%

京都府のネイバーズ京都二条城は、入居者全53名のうち35名が参加し、堂々の参加者数1位を獲得!

外国籍の入居者も増えているため、各国のおすすめ料理と和食を持ち寄って、文化交流を図った宴となりました。流行りの「MBTI診断」や「ハリーポッター寮診断」を事前に受けてもらい、皆の結果を当日掲示。同じ住まいのなかでも、同じタイプの仲間がいれば、全く真逆のタイプもいたりと、並べて見ると面白いですね!

初対面でも声をかけやすいように名札をつけ、新入居者は色を変えて皆が分かるように工夫したり、言語に関係なく楽しめるクイズやジェスチャーゲームを交えて、皆で楽しめたようです。
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みんなの得意を持ち寄ってくれたで賞(ネイバーズ鷺沼)

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参加者23名|新入居者参加率100%

神奈川県のネイバーズ鷺沼では、「新入居者さんの歓迎会」ではあったものの、新入居者さんも積極的に企画に関わってくれたとのこと!

タコライスとカレーを作ることを共有したら、ある入居者さんは出身国のインド料理を振る舞いたいと提案してくれ、絶品のインドカレーとスパイシーニョッキを振る舞ってくれたそうです。また、ある入居者さんは趣味のカメラを持参し、お料理をする皆の姿を撮影してくれ、沢山の笑顔を写真に残してくれたんだそう。買い出しや調理の段階から手伝ってくれる人も多く、ネイバーズ鷺沼らしい、「温かく自然な交流」が生まれる場となったようです。
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企画者さんからSHINKANを終えて—

”もともと企画でお互いを知るカードゲームを用意していましたが、ゲームが必要ないほど、各々が自然と打ち解けることができました。開催後、新入居者の方がよりラウンジに顔を出してくれるようになり、歓迎会が継続的なコミュニケーションの活性化につながったことを実感しています。今後も、ネイバーズ鷺沼らしい、温かく自然な交流が生まれる場を大切に育てていきたいです。”

その物件ごとの「色」や「心地よさ」はきっとこうして人伝いで紡がれていくんですね。


キャッシュバック賞金は次の交流に

「最大5万円」としていたキャッシュバックチャンスでしたが、素敵な開催報告ばかりだったので、受賞物件は全てキャッシュバックMAXの「5万円」を贈呈させていただきました!受賞物件の入居者さんからは、「次回の交流イベントの企画に使います!」という嬉しい声も。

今回の『SHINKAN企画』をきっかけに、お互いに「はじめの一歩」を進められ、新しく仲間入りしてくれたソーシャルアパートメントの仲間も、少し共用部に行くことが減ってしまっていた方も、これを機に「自分のペースで」交流の愉しみ方を見つけ出していただけたら幸いです。

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【編集後記】

春になると、大学初日にキャンパス一丸となって繰り広げられる「新入生歓迎会」という一大イベントに足を踏み入れたとき、上級生の勢いに圧倒されながらも、待ち構える大学生活に対するわくわくと、これから「ここで過ごす」ことへの実感を感じながら心躍らせたことを思い出す。

ソーシャルアパートメントに入居を決めてくれた入居者さんも少しの不安を交えながらも、これからの「新しい環境や暮らし」に心躍らせてソーシャルアパートメント「初日」を迎えているのではないだろうか。そんな新入居者さんに差し伸べられる先輩入居者さんの歓迎の手も、いつかはバトンとなり、これからも沢山の新しい出逢いへと紡がれていくことを願う。

企画 Kida / Ito、文 Ito
写真提供(順不同)ソーシャルアパートメント新検見川 / ネイバーズ浮間公園/ ネイバーズ鷺沼 / ネイバーズ京都二条城