この少人数だからこそのコミュニティが肌に合っていて楽しんでいます
人生の節目を多く経験する20~30代の大切な時間を、ソーシャルアパートメントで過ごし、“出逢い”、“変化”、“成長”を経験した方々のストーリーを発信する、「Neighbors’ stories(ネイバーズストーリー)」シリーズ。
今回は、人気の東急東横線に位置するソーシャルアパートメント田園調布にお住まいの、平野太一さん(25歳)にお話を伺いしました。
―早速ですが、平野さんのこれまでの経歴を教えてください。
平野さん:静岡出身で高校生までは地元で暮らし、関西大学に進学しました。単位を取り終えて4回生のときに東京へ引っ越し、Wantedlyのインターンでカスタマーサポートを経験し、その後契約社員として働きました。
2016年の1月にBAKEに転職し、現在に至ります。
そのタイミングで田園調布のソーシャルアパートメント(以下SA)に入居することになりました。
―SAに入居する前はどんなところに住んでいたんですか?
じつは東京に来てからすでに3回も引っ越していて、最初はシェアハウス、そのあと一人暮らしを経てSAという順番に移り住んだのですが、はじめのシェアハウスに問題があったので長く住み続けられなかったんです。
そこは20人くらいの規模で、清掃業者が入らず自分たちで分担するタイプのシェアハウスだったのですが、入居者の中にアレコレ指示してくるような人がいて。徐々に窮屈さを感じ家に帰るのが嫌になるほどだったので、とりあえず一人暮らしをすることになりました。
でもすぐに一人暮らしが寂しくなり、次に引っ越すときは清掃が入っているシェアハウスにしようと思って探していたんですが、その中で選んだのがSA田園調布でした。
―シェアハウスからSAに引っ越す方の理由で、清掃レベルの感覚の違いや人間関係というところが、事実として多いですね。SAは今回の引っ越しで知ったんですか?
平野さん:あまり覚えていないのですが、大学在学中には知っていて。でも、関西にはないんだなぁと思ったのと、値段が高くて当時は視野に入れていなかったですね。
それで今回の引っ越しのときに、改めてSAを検索し宮前平の物件を見つけたんですが、92世帯というのは僕にとって人数が多すぎてイメージが湧かなかったので、田園調布の物件にしました。
―92世帯となると、共用スペースはパブリックという感覚が強いですからね。入居した決め手はなんでしたか?
平野さん:27世帯っていうと周りには多いねって驚かれますけど、個人的にはこのくらいがちょうどいいなと思ったからです。SA的にはコンパクトなタイプ。このくらいの規模感が自分には合っているなと感じています。
今は職場が目黒に移ってしまいましたが、以前は自由が丘だったので、ドアtoドアで10分だったので、その通勤時間が何よりもの決め手でしたね。
唯一欠点を上げるとすれば、多摩川駅から家までの間にスーパーがないことです。
自炊はあまりしていないんですが食材を買って帰り、SAの仲間とつくったり、つくってもらっているので、今は帰り道に寄れるところがなくて不便ですね。
―入居者さんとも良好な関係性というか、なんだか家族みたいですね!SAに入る前と入ってからの生活で、一番違うと思うことは何ですか?
平野さん:ごはんを家で食べるようになったことですかね。
いまは作ってもらっていることもありますが、部屋の居心地が良いので早く帰ろうと思うようになりました。
―田園調布のお部屋は水回りが共用で6畳程度しかと思いますが、狭くはないですか?
平野さん:少し狭いなとは感じますが、他の入居者からディアウォール(天井と床の突っ張り棒)を使って棚をつくったり、家具を低めのもので揃えることで、部屋を広く見せるように環境を整えました。
今では家が一番作業をしやすい場所になっていて、とても気に入っています。
―平野さんから感じる充実した雰囲気は、良い環境に身を置けているからなんですね。現在はBAKEにお勤めとのことですが、どんなお仕事をしていますか?
平野さん:今はBAKE自体のことを知ってもらうためのオウンドメディアと、洋菓子業界を盛り上げるためのWEBメディアと2つあって、僕は後者のメディア「CAKE.TOKYO」の編集長を担当していて、主に都内にあるこだわりを持っているお菓子屋さんに取材に行き、そのおいしさやこだわりを紹介しています。
もっと自分の生活に関わる仕事がしたいと思いBAKEに入社したのですが、以前より食に興味を持つようになり、SAの料理好きな入居者の影響もあり、より身近に感じるようになりました。
―少なくともスイーツには詳しくなりそうですね!今のお仕事とプライベートとの割合を教えてください。
平野さん:日ごとに違いはありますが、7:3くらいですかね。明言できるほどあまりよくわからないですが…(笑)。
写真を撮ることも仕事とプライベートを兼ねていたり、入居者との会話の中でも結局仕事の話をしていたりするので…。双方がとても関係し合っているタイプです(笑)。
―確かにお話を伺っているとそんな生活をされていますね。今の生活の中で充実していることと、課題だと感じることはありますか。
平野さん:作ってくれる人が居るからですが、生活リズムに沿ってご飯を食べるようになったことは充実していると感じますね。
この人数だからこそのコミュニティの雰囲気が肌に合っていて心地よく楽しんでいます。
課題というのはあまりなくて、強いて言うなら時間の使い方がまだ下手で、ダラダラしてしまう所を直したいです。
そうは言っても仕事の工程をリスト化して期限を決めてチェック入れていくようにしているので、結果として遅れたことはないですし、うまく使えているほうだとは思います。
―充分コントロールできている方だと思います!平野さんの人生の中で大切にしていることや意識していることはありますか?
平野さん:座右の銘とかではないですが、整理が好きというか、整っている状態が好きですね。
食品を扱っているので、衛生面に関して会社が厳しいというのもありますが、デスク周りはできるだけ綺麗に努めようとしています。
あとはEvenroteが大好きで、気になった記事を必ず自分なりのフォーマットで保存し整理しています。
今の会社に入ってからは、いろんな人にオススメのお店をお勧めされることが多いので必ず残すようにして、お勧めのお店を聞かれたときにすぐに答えられるようにしてあります。
―これはすごいですね!アルファベットで街ごとに分けてあって検索するのも簡単で便利ですね!
平野さん:人に見せるとだいたい引かれますね。こんなのやっている人はまず見たことがないって驚かれます(笑)。
でも、もともとは忘れっぽい性格で、あれなんだっけということが嫌で、探している時間がもったいないので、今は情報の保管場所を統一するようにしました。
―美しく整理整頓されていて気持ち良い!インプットとアウトプットに無駄がないですね。ものを集めたり、コレクションしたりという趣味もあるんですか?
平野さん:いや…そこは特にないですね(笑)。
前はキーボードや機器など、ガジェット系が好きでモノにお金を使っていたんですが、一通り集め終えたので落ち着きました。今は人と会うことに時間やお金を使っています。
―なるほど、モノへの執着がなくなって雑念がない状態なのですね!人との時間を大切にしているということですが、今はどういった方と交流することが多いですか?
平野さん:基本的には誘ってもらえることが多いんですが、Wantedly時代のつながりが続いていて、同世代の異業種の人たちと飲んだりしています。
最近は僕ともう一人がコアになり、お互いの面白いと思う人を2人ずつ呼んで6人で飲むっていうのをやっていて、それが楽しいですね。
―その飲み会の方法、面白いですね!毎回新しい人に出会えて、刺激を受けられそう。
そんなお仕事とプライベートとが関わり合いながら充実した生活を送っている平野さんにお聞きしたいのですが、ずばりSAの価値とは何ですか?
平野さん:ひとりじゃないっていうことですね。
―寂しがり屋なんですか?
平野さん:基本的にはそうですね(笑)。東京に来た時にシェアハウスを選んだのもそれが理由の一つでした。
SAでの仲間と一緒に出かけたり、家でゲームやBBQをしたり、入居者の中では年齢が下の方なので、みんなから可愛がってもらっています。
入居者は従妹みたいな関係性で一緒に過ごす時間は本当に楽しくて、居ると嬉しい存在ですね。
―シェアハウスでは残念な部分もあったと思うので、SAでは良い関係が築かれているというのは喜ばしいことです。最後になりますが、SAで印象に残っている出来事はありますか?
平野さん:最近退去したカップルの写真を撮影して欲しいと依頼されたことですね。その日はとても天気が良くて。普段あまりポートレートは撮らないんですが、二人はずっと知っている仲だったので自然な表情が引き出せて、とても良い写真が撮れました。
何より二人に喜んでもらえたことが嬉しかったですね。
―とてもリラックスした柔らかい雰囲気が素敵です。
平野さんの得意とされる写真で、身近なお二人を喜ばせられたというのは最高の贈り物ですね!
それが仕事でもなく友達でもなく、従妹のような世代の違った人々と繋がって、たとえ別れがあっても一緒に暮らしていたからこそ続いていく関係があると思います。
終始とても落ち着いたトーンでお話しされる平野さんはソーシャルアパートメントをうまく取り入れながら、仕事もプライベートもご自身のスタイルに整えた環境下で生活をバランスよくコントロールして暮らされている方でした。
平野さん、お話させていただきありがとうございました。
◆平野さんが編集長を務めるWEBメディア
CAKE.TOKYO
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【ネイバーズストーリー】ソーシャルアパートメントを体験した人たちのストーリー
(Text by YOSHIDA)
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