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接客のスペシャリスト、カフェの店長から本社へ異動したばかりの彼女が大切にすること

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接客のスペシャリスト、カフェの店長から本社へ異動したばかりの彼女が大切にすること

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首都圏中心に38棟約2,000戸(2018年5月時点)の交流型賃貸マンション「ソーシャルアパートメント」を企画運営し、近年ではカフェやソーシャルランドリー、ゲスト交流型のライフスタイルホテルを全国各地に手掛けるグローバルエージェンツ

「新しいライフスタイルを文化にする」をミッションに掲げるグローバルエージェンツでは、どんな”ヒト”が、どんな”想い”で、どんな”仕事”をしているのか。一緒に働く社員すら知らない同僚の昔ばなしを掘り下げながら、紐解いていきたいと思います。

今回は、ソーシャルアパートメント併設型カフェ「ワールドネイバーズカフェ護国寺」のアルバイトスタッフから店長に昇りつめ、この5月からはソーシャルアパートメントの運営部に異動したばかりの福田玖瑠美(くるみ)さん(以下、玖瑠美さん)にスポットライトを当てたいと思います。

アルバイト時代から本社メンバーとも積極的にコミュニケーションを取り、いつも笑顔で、どんなときでも丁寧なコミュニケーションを忘れない玖瑠美さん。

人々を惹きつけてやまないその人柄を形成しているものは何でしょうか。また部署間異動の最中にいる彼女の現在の心境を聞いていきたいと思います。

インタビューイ
名前: 福田玖瑠美
年齢:30歳 ※2018年5月時点
部署:ソーシャルアパートメント事業部 運営担当
略歴:2013年9月ワールドネイバーズカフェ護国寺のアルバイトスタッフとして入社。持ち前の明るさとコミュニケーション能力で、入居者さんからも本社メンバーからも人気のカフェスタッフに。店長職を経てこの5月、運営部に本格的に異動したばかり。

インタビューア
名前:吉田主恵
年齢:29歳 ※2018年5月時点
部署:2012年10月入社。ソーシャルアパートメント営業部を経て、現在コミュニケーションデザイン部で広報・PR業務のほか、ソーシャルアパートメント/ライフスタイルホテルでの交流イベントの企画・運営などソフトコンテンツづくりに携わる。


(インタビューアの吉田 → 顔見えた方がいいからと、編集長に無理やり入れろと言われ…)

玖瑠美さんのこれまでってあんまり知らないので楽しみです!はじめに経歴を教えてください。

玖瑠美さん:えーっと、まずは東京都文京区生まれ、文京区育ちです。

いきなりすごい肩書きですね!

玖瑠美さん:文京区を出てないですね。笑

学歴で言うと中学までは国立の東京学芸大学の付属に行っていました。高校からは都立に行ったんですけど、中学校まではかなり特殊な環境の中で成長しました。


(小学生時代の玖瑠美さん)

私たちってちょうどゆとり教育の第一世代だと思うんですけど、私の学校としてはすでに10年くらい先立ってゆとり教育をやっていて、授業内容も先生たちの実験台になるような学校だったんですよ。
先生たちのあれこれを試す場になっていたので、普通のカリキュラムじゃない授業が多かったですね。

面白い環境ですね!これは他と違ったなという授業って覚えてますか?

玖瑠美さん:私小学校の間に歴史の勉強って、邪馬台国はどこにあったのかを調べることしか記憶にないんですよ。笑

それってどういうことですか?

玖瑠美さん:中国から日本に渡って来た人たちが記した、魏志倭人伝という古い書物に邪馬台国に辿り着いた事などの記録があるんですけど、それを元に邪馬台国ってどこにあるのか、仮説を立てながら確か1年間かけて自分たちで探して結論を出すっていう授業で。

それで私の結論は海に沈んだんだっていう一番ひどいやつだったんですけど。笑
絶対そうだ、残っていないということは海に沈んだんだっていう内容でしたね。苦笑

そういう記憶しかなかったのに、中学に入ったら歴史ってめっちゃ覚えることあるじゃん、え、なんでみんな年号とか知ってるの?ってなって。それでちょっと歴史が嫌いになるっていう。笑

そりゃそうですよね!すごい割り切った授業でしたね。どんな子供でしたか?

玖瑠美さん:塾とか行かず、超インドアで、ミニチュアというか一人で物を作るのが好きでした。服を買うとついてくるハギレを使って小さい服を作って服屋さんにしたりとか…。

だから運動とかできないんですよ。笑


(手作りのプラバンのブローチ)

バレーとかやってそうですけどね!部活は何をやってたんですか?

玖瑠美さん:ケーキ屋さんになりたいという可愛い夢があったので、中学ではケーキクッキング部に入って毎週ケーキを焼いてましたね。ずっと食べてたな。笑

高校では弓道部に入りました。運動は苦手だったけど何かしらやりたくて。バスケとかバレーとかじゃなくて、みんなが初めてのことなら可能性があるんじゃないかと思っての弓道部でしたね。

私すごい真面目…というか、曲がっているのが苦手みたいなところがあって。弓道って当てに走るのではなくて、正しくした結果が当たる、みたいなが教えがあるんですよ。

だからか自分にもみんなにも厳しかったですね、ちゃんとしたほうがいいよって。部長ではないけど、そんなのを口うるさく言う役でした。笑

委員長タイプだったんですね!笑

玖瑠美さん:部活以外で文化祭実行委員とか合唱祭実行委員とか、そういうのをいつもやってましたね。笑
祭り事が好きなんでしょうね。

ある時進路相談で先生に、「性格で大学には入れないんだから、ちゃんとしろ」って言われて。友達に慕われているのはいいと思うけど、それだけじゃ通用しないよって指摘されて大泣きしました。

でも高3で最終的に進路を決める時に、AO入試で合格したんですけど、それがまさにキャラクター勝負だったんですよね。
先生にはいろいろ言われたけどあれ、行けたやん!って。笑

その時に、好きなことを人に伝えると言うか、なんかこういう風にやればいいんだって、人を巻き込んで自分のやりたいことを上手く伝える方法を、勉強して身に付けましたね。

具体的にいうと?

玖瑠美さん:例えば小論文って、与えられたテーマについて書かなければいけないけど、それを自分のやりたいことに上手くつなげて、一貫性を持ちつつも、体系的に見ながら自分の土俵に持って行くと言うか。論点のすり替えじゃないですけど。笑

共感してもらうって大事なんだなっていう学びが今も続いていると思います。

それって実行委員での人を動かす経験が役立っていた感じですか?

玖瑠美さん:それもあるかもしれないです。そもそも人を動かすことよりも、自分が動かされるときの気持ちってどうかなとか、そっち側の身になって考えることの方が多くて。

割といろんな視点で考えることが得意なんだと思います。

相手の立場で物事を考える癖がついているから、コミュニケーションが丁寧なんですね。大学はどちらでしたっけ?

玖瑠美さん:東京海洋大学というところに進学しました。

そうだ、魚が好きなんでしたよね!

玖瑠美さん:そう。いや、えっと最初は生物がやりたかったんですよ。でも動物で何か実験するって考えた時に温かい生き物に何かすることに抵抗があるなって考えていた時にたまたま海洋大学の入試案内を目にしてたんです。

自分のそれまでを振り返ってみたら、おじいちゃんもお父さんも釣りが好きで、インドアだったけど釣りだけは行っていたなとか…。

他にも過去の自分の中にあるいろんなパーツを集めていったら、私ここに行かなきゃって思ったんです。

どんな学生生活でしたか?

玖瑠美さん:大学時代は実験、実習の日々で…。


(大学フレッシュマンセミナー、玖瑠美さんどこだろう)

実はオレンジデイズ的な大学生活に憧れていたはずが、実際はいつも魚臭くなって研究に没頭した、魚に捧げた日々でした。

フィッシュデイズですね。笑

玖瑠美さん:苦笑

そんな中でも弓道部も続けていて、他の大学とも一緒に練習に励んでいました。
でも、実は私一番手ってあんまりやった事なくて、部長とか委員長の補佐をやる方が得意でしたね。


(大学弓道部時代)

大学院に進学するのと同じタイミングで役者の仕事を始めました。

役者のお話、少しだけ聞いたことありました!

玖瑠美さん:スカウトだったので最初はよくわらからないままだったんですったけど、同じ事務所の子たちと一緒に舞台を作ったり、みんなで切磋琢磨してやるのが楽しかったんです。みんなで何かを作りあげる事が面白かったんですよね。


(舞台のときの玖瑠美さん)

でも私が続かなかったのは、そもそもドラマとか映画という作品にそこまで強い思い入れがなくて。
みんなの持つ情熱の部分が自分にはなかったから、2年くらい続けてひとつの舞台をやり切った時に、家の近くで働くところないかなと探したんです。

その時に「ワールドネイバーズカフェ護国寺(以下、WNC護国寺)」に出会いました!

やっとグローバルエージェンツに出会いましたね!

玖瑠美さん: 募集の記事を見て、まずオープニングスタッフっていうのに魅力を感じました。
仕事内容がすごく新しい感じがして、人と接することが求められているんだろうなと思いましたね。

※WNCはソーシャルアパートメント併設型のカフェで、一般の人の利用もありつつも、同じ建物内のソーシャルアパートメントの入居者さんによる毎月一定額の利用があり、常連さんが圧倒的に多い環境のカフェになっています。

普通のカフェとは様子が違いましたよね。

玖瑠美さん:ここに行き着くまでに少し接客の経験を話すと…。

学生時代に品川駅でロールケーキを販売する洋菓子屋さんで働いていたんですけど、普通ロールケーキって何本も買わないじゃないですか。

そこをいかに笑顔でもう一本買ってもらえるかっていうところに情熱を燃やして働いてました。笑

こう接したらお客さん気持ちよく買ってくれるなとかたくさん考えながら働いていたので、アルバイトながら自分で天職なんじゃないかと思ってましたね。

モチベーション高く働いていたんですね。

玖瑠美さん:社内キャンペーンで、ロールケーキを買ったお客さんにチョコレートもお勧めして買ってもらえたら1ポイント、一番の人には図書券プレゼントっていうがあって、これは絶対ぶっちぎりで勝ってやろうと思って挑んだんですよ。

店長にも負けないっていう気持ちでやったら、見事一番になることができて。
それぞれのお客さんにフィットした接客を、瞬時に嗅ぎ分けられるスキルもついたし、かなり自信になりましたね。


(洋菓子屋さんのアルバイト時代)

実直な努力の成果を掴み、接客のいろはを学んだ訳ですね。

玖瑠美さん:その後働いた神楽坂の和食屋さんですごく記憶に残っていることがあって。ある日咳込んだお客さんに、板前さんが絶妙な温度のお水を出したんです。

その時はただ優しいな〜くらいにしか思わなかったんですけど、仕事後に「あのお客さんはみんなのお客さんだから、ちゃんとしないとダメだよ。誰かのお客さんでも自分だけのお客さんでもなくて、みんなのお客さんだからね。」って言われたんですよ。

駅のケーキ屋さんで働いていた時って1回しか来店しないお客さんが多くて、その瞬間が良ければいいって思っていたけど、その時に改めてお客さんとお店の関係性って継続していくんだなって思い知らされました。

所作の美しさどうこうじゃなくて、気持ちの面でケアできる仕事を私はしていて。
それがかっこいいなと思ったし、そういう仕事をしようと意識して働くようになりました。

学ぶ姿勢を大事にして、一つひとつを自分自身に落とし込んでいったアルバイト生活だったんですね!

玖瑠美さん:ケーキ屋さんの良さと、和食屋さんの良さを知った上で、私ぜったい接客向いてるなっていう自信もあったし、入居者さんとのコミュニケーションも求められるお店だから、私きっとWNCの仕事好きだなって思ってました。

でもいざ護国寺のカフェに入ってみたら、めちゃくちゃふんわりしていて、正直みんなのゆるさについていけない自分がいました。笑

うちの会社ってマニュアルがないですもんね。笑

玖瑠美さん:最初カフェでの接客がわからなかったので、和食屋さんのスタイルのままかっちりしてたんですけど、気持ちの良い接客って人それぞれに違っていて、私だったらどうしていきたいかなと考えました。

常連さんが多いから、丁寧さは忘れずにいたいけど、ある程度お客さんと関係性ができたら程よくカジュアルにしても良いかなとか。

お客さんごとに好みを覚えたり、いわゆる接客とも違う働き方でしたね。

常連さんならではの気配りとかですか?

玖瑠美さん:ケーキ屋さんでは一度失敗するとそのお客様はよっぽどのことがなければ、二度とは来ないんですよね。他にもお店はたくさんありますから。

でもこのカフェでは一回ダメだったとしてもまた来てくれるから、一回の嫌なことではだめにはならない。だから一回失敗したときこそ次で大事に挽回しようって思ったんですよね。

他のスタッフと上手くいかないお客さんもいたんですけど、一緒に頑張って最終的に良い関係性を築くことができたり、これまでとまた違った接客の方法を学びました。


(WNCでの入居者新歓イベント)

こんなにたくさんの常連さんが来るカフェってないですもんね。現在WNCでの勤務は4年半経ちましたね。その中で変化はありましたか?

玖瑠美さん:一番最初は自分の成長の中で「自分自身の喜び、楽しい」が大きかったんですよね。
でも美保※とシフトが重なることが多くなって。
※現在のWNC護国寺の店長の名嘉美保さん

お互いの凸凹がめちゃくちゃうまくハマるタイプだったんですよね。

美保はフィーリング重視というか、とにかく明るくて、一方でロジカルに考えるのがちょっと苦手なタイプなんです。

私は周りの空気に流されやすいところがあって、でも考え方わりとロジカルだったりして。

その凸凹がうまくフィットして、日々のオペレーションのブラッシュアップが加速していく感じでした。
仕事後も週3で飲みに行って仕事の話をしてましたね。笑
カラオケも楽しかったなー!笑


(右が美保さん、現在は一児の母としてWNCの店長を務める)

とにかく高め合う日々で、それまでは自分の不得意な部分を改善させなくちゃと思っていたけど、本当は無理に自分が変わる必要はなくて、自分と相手の得意を組み合わせることでお互いに気づき合えて飛躍的に伸びるんだってわかって。

美保と働き始めて、毎日働くのが楽しくて面白かったですね。

絶好調な関係性ですね!本当に良い出会い…!

玖瑠美さん:みんな違うから凸凹があって、得意なところをうまく伸ばしていこうっていうのは、今も大事にしてますね。
なんでも素直に言える彼女から学んだことは本当に多かったです。

眩しすぎるエピソード…笑 ありがとうございます!きっと周りにも良い空気が広がっていたんだろうなと思います。その後美保さんは沖縄のホテルへ異動となったり…、この4年半の中で玖瑠美さんにも変化がありましたよね?

玖瑠美さん:カフェでの仕事が落ち着いた頃、ウェブのシステム開発会社でのディレクターの仕事を掛け持っていた時期がありました。
知人の紹介がきっかけで、領収書の管理や雑務の為に週2くらいで手伝いに行き始めたはずが、翌月には一緒に出張にいっていました。笑


即戦力だったんですね!

玖瑠美さん:社長から、ネジなどの部品を生産する工場の材料仕入れ在庫の管理システムの画面を考えてみる?と紙とペンを渡された事がきっかけでしたが、それが意外と楽しくて。
けっこう向いてるんじゃないかと、本格的にシステム開発のディレクションを始める事になりました。

それまでやってきた接客業って目の前のお客さんしか幸せにできなかったけど、システムを作ることって、目の前のお客さんだけじゃなくてたくさんの人がハッピーになっているんだと思ったし、専門知識が全然なくても困っていることを解決するために、コミュニケーションの中から製品が生まれて成り立つ仕事があるんだって面白かったですね。

自分の父も似たような仕事をしていたので、これまでと比較して仕事観も広く開けた実感がありました。

これまでの接客業務とは違う気づきがたくさんあったんですね。

玖瑠美さん:そんなこんなで去年春まで2年くらい働いていて、二足の草鞋生活を送りながら、それぞれを広い視野で楽しんでました。

でもカフェの仕事は今自分ができる仕事は一通りやりきったし、ディレクターの仕事一本に切り替えよう、どのタイミングで卒業しようかなくらいに考えていたんです。

そんな状況の中、当時WNCの店長が別の店舗に異動することになったからと、店長やらないかという話をされて…。
辞めようと思ってたけど、店長となったら話は違うなと、挑戦してみることにしました。

店長だった1年間はどうでしたか?

玖瑠美さん:めちゃくちゃいろんな事をやらせてもらったと思います!
どの店長よりも、お客さんともスタッフともコミュニケーションを取れていて、万全の体制での店長就任でした。笑


(卒業生のベイビーとその旦那さんと)

改めて店長としての日々は大変だったし、苦しい部分もあったんですけど、全然それを感じないくらい充実してましたね。

でも私、これまで何かを決めて行動に移すのにじっくり熟考するタイプだったんですけど、そのスピード感では全然駄目で。
物事をテンポ良く意思決定する事を要求されました。

それまで1週間寝かせていた私が、回数を重ねていくことで即座に決断できるようになりました。

それまで二番手だったけど自分が先頭に立つようになってからは、物事ってやると決めた後にやらないと本当に進まないんだなという事を実感して、どんどん人に振れるようにもなりました。


(キッチンデビューのとき)

イベントも結構やってましたよね!

玖瑠美さん:月に1回イベントをやるというのが目標にしたんですけど、日々の営業に+αでスペシャルなこともあると、お客さんも私たちも楽しいんですよね。

今までに来てくれている人が新しい経験をして欲しいし、これまで来たことない人が来てくれるきっかけになったり。
スタッフの子達に当たり前にイベントをやる空気を感じてほしくて…、次は何やるんだろうとか。

立場の違う相手にアクションさせるのって難しいですよね。

玖瑠美さん:私だけが走るだけじゃなくてみんなとやっていきたいという思いがあったので、アルバイトスタッフとコミュニケーションをとる時間をうまく設けたいなということからティーミーテング(Tea Meeting)っていうのをスタートしました。
チームイーティング(Team eating)ってダブルミーニングになってて。笑

ただの面談となると緊張するけど、雑談も交えたカジュアルな感じで。
私の行きたいお店に一緒に行って会話することで、自分が求めるお店の雰囲気などを見える化できるんですよ。

2回目は相手にお店を選んでもらって、そうすると相手の趣味を知るきっかけにもなるし、美味しいものを目の前にすると込み入った話もできるし、面談っていうよりもコミュニケーションの場として成り立つようになったんですよね。

それきっかけでスタッフ主催のイベントが立ち上がったりとか、どうしたら大学生が来店してくれるのかをその年代のスタッフに聞いてみたりとか。

みんなが新しいアクションを起こすために目線を合わせて会話したり、スタッフ一人ひとりとしっかり向き合ってきた店長だったんですね!
変えたことと言えば、入居者さんのテイクアウト用包材を削減するための取り組みもしていましたよね?

玖瑠美さん:そうなんです。

入居者さんがカフェで注文したご飯をソーシャルアパートメント側のラウンジやお部屋に持ち帰ることが多くて、それってすごく費用的なロスが大きかったんですよね。

そこで、前々から話にあった入居者用テイクアウト食器のアイデアをちゃんと形にしようということになって取り組みました。
懸念点や、心配ごとがいっぱいあったんですけど、それって考えててもたぶん解決できないし、とりあえずやるだけやろう、あと私がいる間にやりたいなって。

でもいざ始めるときに、実際入居者さんに同意してもらうにはどうしたらいいんだろうかって考えました。
事前にヒアリングをかけていたんですけど、ネガティブな反応も少なからずあって。

入居者さんにしたら手間が増えるわけですもんね。

玖瑠美さん:そうなんです。
でも、そもそもみんなソーシャルアパートメントっていう環境を選んで住んでいる訳だから、一緒に何かに取り組むことって難しいことじゃないと思ったんです。

それで改めて導入するにあたって、会社とかカフェとかコストがどうこうっていう話じゃなくて、「私たちが」こう思っているよっていう気持ちの部分を大事にしてメッセージを伝えるようにしたんですね。単純に「いいこと」をしようっていう。
もちろんコスト削減っていう面もあるんですけど、それで浮いたお金でもうちょっと違ったサービスもできるよねっていう伝え方で。

そしたらものすごく賛同してくれて、「逆になんで今までやらなかったの」とか、「お皿に盛られるとごはんおいしいね」とか、良い反応がいっぱい返ってきたんです。

これまで使い捨てだったときは渡すところで終わっていたのが、入居者さんが食器を戻す時にキッチンの下げ場まで持ってきてくれて「ごちそうさま」とか、「今日のこれ美味しかったよ」とかって声をかけてくれて。

会話ができるようになったのがすごい嬉しくて、どんどんキッチンの子たちにも届くようになって。やる前の葛藤ってものすごくあったんですけど、結果すごくいいことだったんですよね。

もちろん費用も浮いたんですけど、それ以上に目に見える効果が大きかったですね。

いいことしか生まれてないですね!
それってスタート地点を間違えるとみんな賛同してくれなかったかもしれないですよね。良い伝え方ができたから良い反応が返ってきたんでしょうね。

エピソード一つひとつが本当に丁寧に人と向き合っているなと感じるんですが、玖瑠美さんのなかで大切にしていることってありますか?

玖瑠美さん:自分自身が感動したこととか、すごい!って思ったことを、周りのみんなにも体験してほしいっていうのがあって。

例えば去年WNCの4周年のときにBBQの企画に本社の人たちを巻き込んだんですけど、それって自分自身が昔アルバイトで働いているときに店舗外の人とコミュニケーション取れる機会があったからなんですよね。会社のBBQに呼んでもらったんですけどそれってすごいなと思って。


(4年前の全社BBQ)

あのBBQ楽しかったですよね!

玖瑠美さん:ただのアルバイトなのに本社の人が名前を覚えてくれてるって、WNCだけじゃなくて会社のことを好きになれるし。

それがだんだんと社長に会ったこと無いですってスタッフがいる環境になっていってしまって、寂しいなと思ったんです。

だからBBQを企画したりとか、店舗外とのコミュニケーションを大事にしてほしいから、前からの常連さんを新しいスタッフに紹介したりとか、店長だからやれることがたくさんあったんですよね。

教科書みたいな回答じゃないですか!笑

玖瑠美さん:でも私ずっと悩みがあって、これまで自分自身の中に燃え上がることってあんまりなかったんですよね。
この人とやるのが楽しいとか、この人たちと働くから頑張りたいとかがすごく強くて、だから仕事自体に情熱ってあんまりなかったんです。

悩んで人に話したときに「自分自身ていうのは他人がいてその関係性によって生まれるものだからそれでいいんだ」って言ってもらえたんです。

一人で完結する仕事だったらたぶん続かないけど、今は誰かとやる仕事だからこそ、凸凹をうまく活かして働きたいて思ってますね。

玖瑠美さんが良い人すぎてちょっとコメント出てこないです。笑
そんな玖瑠美さんですが、改めて本社での仕事についてどう感じてますか?

玖瑠美さん:ちょっとみなさん私の評価高くないですか?ってところあるんで、下がっていくかもしれないからもうちょっとハードル下げてほしいんですよね。笑

これまで本社のみなさんとは仕事とそうじゃない部分の、じゃない部分の方と付き合ってきたんですけど、特に極端なギャップはないんじゃないかと思ってます。

もちろんそれぞれ仕事術とかセオリーってあると思うんですけど、人間としての部分を知っている気がするからそんなに心配はないかなと思っていて、楽しみですね。みんな何考えて仕事してるんだろうとか。

あと今までは現場で一番入居者さんと近いところに居たんですけど、ようやく大元の部分に来たなと思っています。
これまでは自分たちの価値観の中でその場その場で動いてきたけど、ソーシャルアパートメントってこういうものだって考えながら働けるのは私にとってはありがたいことで、楽しみ9割、1割不安ですね。笑

部署にとらわれずやりたい気持ちもあるし、それができる会社なんだと思っています。

ありがとうございます。最後にこれからどんな働き方をしたいか教えて下さい。

玖瑠美さん:私もともとはネガティブだったんですけど、人に発するとそういう空気になってしまったりメリットって一個もなくて。
だからエセポジティブになるようにしたんですよ。そしたらポジティブなマインドになってきて。これは間違いなく廣田さん※のおかげです!
※WNCのオープン当初の店長の廣田章剛さん

 


(WNCのみんなと廣田さんのウェディング で)

だから伝え方もうまく変換するようにしてるんですけど、言葉一つで受け取り方も変わるから、運営部として社内も入居者さんも、みんながもっと気持ちよくなれるような方向に持っていけたらいいなと思っています。

玖瑠美さんのポジティブさはきっと本社の中でもソーシャルアパートメント全体にも今後良い風となるんだと思います!
私もこれから同じ環境で働けるのをすごく楽しみにしています。

人によっては見過ごしてしまいそうなポイントからも多くの事を学んで自身のエネルギーに変えていくのが玖瑠美さんなんだと感じました。いつも丁寧で、誰にとっても心地よいコミュニケーションができるのは、そんな経験と、大きい視点から物事を考えているからだと思います。

ネガティブもポジティブも伝染しますが、どうせだったらポジティブを伝染できる人になりたい、そんなふうに思わせてくれるインタビューでした。

玖瑠美さん、たくさんお話し頂きありがとうございました!

 

玖瑠美さんが、7つの質問に答える簡易インタビューはこちらをご覧ください。

wantedlyインタビュー:グローバルエージェンツは、人と関わることが好きな人にオススメしたい企業です。

(Text by YOSHIDA)


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